【年金減額】物価がどんどん上がっているのに、年金が下げられる国、日本

かぶとたいぞうです。

5日ほど前に、日本年金機構からはがきが届きました。

今年の4月から年金支給額が下げられたという内容で、次回受け取る6月分(6月15日)から適用されるとのことです。



年金支給額を下げた理由は「物価が下がっている」から

年金支給額を下げた理由は「物価が下がっている」からだそうで、減額率は0.4%と書いてありました。

でも改定後の金額と現在の金額の差を改定前の金額で割ると、実際の減額率は0.428%でした。四捨五入したのでしょうか。

物価スライドで年金が少し下げられる話は前から聞いておりましたが、実際に下げられると現実感として嫌な気持ちになります。

1ヶ月わずか数百円の減額だが

1ヶ月にするとわずか数百円の減額ですが、年金だけで生活している人にはつらいと思います。

なぜなら物価がそうとう上がっているからです。

物価上昇率を算定して年金改定率を決めた時期と、施行時期の間に時差があるから実情に合わない改定になったのでしょう。



生鮮食品を含めた実際の物価上昇率

そうだとしても、現在、生鮮食品を含めた実際の物価上昇率は政府が言う2%や3%どころではありません。私の経済感覚では、生鮮食品やエネルギーなどを含めると、20%〜30%くらいは上がっています。

先日、福岡に本社を持つ安売りスーパーの全国チェーン「トライアル」で399円の寿司を買おうとしたら、499円に値上がりしていました。

オリーブオイルは2倍に

100円/399円=25%超の値上げです。これが現実なのです。

食用油なんかはもっと上がっています。オリーブオイルは2倍ぐらいに上がりました。

玉ねぎは最近高すぎて買えません。



それでも日本は内乱が起きない

私は米国株の配当があるから少しは余裕がありますが、年金でカスカス生活している人はどう感じているのでしょうか。腹を立てている人も多いような気がします。

まぁ、それでも日本は欧米やアフリカ諸国と違って内乱や紛争が起きないので、つくづく平和な国だと思います。

物価が上がっているので来年からは年金支給額が上がるのか

年金が物価スライドで下がるということは、裏を返せば今後さらに物価が上がっていけば年金の受給金額も上がるということです。

まさか、物価が下がった時だけ年金を下げて、物価が上がった時には、なんだかんだと理由をつけて年金を上げないなんてことにはならないだろうと思います。



物価は単に年金支給額を下げるための口実ではないか

しかし、日本はデフレが長く続いたので、政府は単に年金支給額を全体的に下げる口実として物価スライドを持ち出したように思います。

物価がこんなに上がるとは思っていなかったのでしょう。政府は自分たちで自分たちの首を締めました。

来年は年金支給額が何%上がるのか楽しみです。

でもきっと、来年も年金支給額は増えないと思う

でもきっと、物価がいくら上がっても、年金支給額は増えないでしょう。そんな気がします。

「現役の被保険者の減少と平均余命の伸び」などを理由に「マクロ経済スライド」の「スライド調整率」の概念を持ち出し、年金支給額を増やさなかったり逆に下げるような気がします。

つまり、「物価は上がったけれど、年金保険料を収める現役の人が減り、年寄りがなかなか死なないから年金支給額は増やしたくても増やせません」となる気がするのです。



何だかんだと理由を付けて年金支給額を減らし続ける

そうしてもいいと平成16年の年金制度改正で決めたのです。官僚は賢いです。

物価が下がればそれを理由に年金支給額を減らし、物価が上がれば、収支が合わないからという理由でやっぱり年金支給額を減らすのです。

少子高齢化

すべての原因は少子高齢化です。その根本的な原因を解決しない限り、年金は細っていくに決まっているのです。

今後も何だかんだと理由を付けて年金支給額は少しずつ減っていくでしょう。増えることは想像できません。だから私は繰り上げ受給で60歳から老齢年金をもらうことにしたのです。



年金問題を解決するには

子供が増えて、現役社会人が増えて、景気が良くなって、給料が増えて、年金保険料の徴収が増えれば、年寄りへの支給も増えるかもしれません。しかしそんな具体的なプランは聞いたことがありません。

日本経済がこのまま細っていくことを想像するとつらくなります。

少子高齢化を抜本的に解決する強い意志を持った若い政治家やリーダーの出現に期待します。

昨夜は久しぶりに大学時代の友人と美味しい酒を飲んで語ったので、今朝は少し気持ちが高揚しています。

ごきげんよう。


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