かぶとたいぞうです。
ネットニュースを見ていたら、「株価が凄まじく下がった、総崩れだ、今後はもっと下がる」という内容の文章に出会いました。
おそらく日本株の話をしているのだろうと思いました。他人事の気分で読み進めていたら、S&Pやナスダックの値下がりの話をしているようなのです。
米国株はそれほど下がっていない
「そんなに下がっただろうか」と思って今週の株価を見返しましたが、それほど下がった実感はありません。
確かにハイテク、グロース株の一部は、上がり過ぎた分を少し戻しましたが、私が持っているような優良バリュー株は一番下がった時でせいぜい2%〜3%の下落。下がったうちには入りません。買い増したいから、もっと下がって欲しかったです。
今週は乱高下が続いたので、一番下がったときに書いた記事なのかもしれません。金曜日には回復して今週の相場を終えています。
今後もっと下がる?
でも、その記事によると、「FRBのタカ派化によって米国株は今後も大きく値下がりする」らしいのです。
その記事に対するコメント欄には「そもそも米国政府はコロナ対策で資金を株式市場にジャブジャブ突っ込んでいたから米国株はバブルになった。金融緩和をやめたら株価が下がるのは常識」と誰かが書いていました。
多くの意見
「米国株が大きく下がるのは既定路線。みんな知っていること。問題はどこまで下がるかだ」
「リーマンショック急に下がる」
「ピーク時の半値以下に下がる」
などの書き込みが大半でした。
大きく下がることが「既定路線」なら
世間では米国株が大きく下がることが「既定路線」になっているようです。
という事は、米国株は今後上がっていく可能性が高いですね。
株でも土地でも、相場物はすべてそうなのですが、多くの人が「間違いなく上がる」と言った時は下がることが多いです。多くの人が「下がるに決まっている」と言った時は上がることが多いのです。
「既定路線」誕生のしくみ
誰かが意図してそのようなことを言い出し、知ったふりをする多くの「専門家」や「もの知り」が尻馬に乗って吹聴するので、知らぬ間にそれが「常識」や「既定路線」になってしまうのです。
そしていつも大衆がその「既定路線」に巻き込まれて大損をします。私もかつては大損をした側でした。
株価はおうおうにして予測とは反対に進む
今の私は株に関しては世間の意見や評価、予想や予言などはまったく信じていません。
しかし、株価はおうおうにして大勢の予測とは反対に進むことが多いことは経験的に知っています。
米国株は今後、徐々に上がっていくのかもしれません。
ワンチャンスあり?
でも週末の今頃、暴落論がネットニュースで多数見られると言うことは、来週あたり口車に乗せられて売る人が出て、一時的に株価が下がるのかもしれません。
そうなったら最後の買うチャンスかもしれません。少し期待します。
もし下がらない場合は「円コスト平均法」に戻って、高くても定期定額買いを進めるだけです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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