かぶとたいぞうです。
米国株は連日上がりに上がっています。ちょっとバブルの感じが出てきました。
バブルと言えば、1980年代後半の日本を思い出します。
そのころ私はまだお金もないし知識もなかったので、ひたすら勤労に励んでおり、バブルの恩恵も苦渋も体験しておりません。
バブルに踊る「最先端の人たち」
しかし、当時の「最先端の人たち」は不動産を買えば必ず儲かると信じて、マンションなどを買っては高値で売って、あっという間に資産を倍々に増やしていったようです。
「最先端の人たち」の姿はまさに狂喜乱舞で、バブルが弾けるまで踊り続けたみたいです。
バブルがはじけ阿鼻叫喚の地獄へ落ちる「最先端の人たち」
バブルがはじけると不動産価格は暴落しました。借金をしてまで不動産投資をしていた人は莫大な借金だけが残りました。不動産を二束三文で売却して借金の返済にあてても全然足りず、その後長期に渡って借金を返し続けた人もいるし、途中で破産した人も多かったようです。
バブルで借金をして狂喜乱舞していた人たちは、いきなり阿鼻叫喚の地獄へ落ちました。
自分が持っているお金の範囲内で投資する人はまだいい
自分が持っているお金の範囲内で投資をしていた人は、買った不動産が下がっただけなので、まだどうにかなりました。しかし借金してまで投資をした人の末路は悲惨でした。
さて、前述のように今の株相場はバブルの気配がしてまいりましたが、やっぱり借金をして株式投資をする「最先端の人たち」が出始めているようです。
今は株でも信用取引やレバレッジを効かせた取引ができる
今の株取引は具体的な借金をしなくても、株の信用取引やレバレッジを効かせた取引ができます。自分が持っているお金を超えて買っているので、借金をして投資しているのと同じようなことなのです。
私は自分が持っている現金や預金の中から、投資に使っても大丈夫な余裕資金を決め、その範囲内でしか株を買いません。持っているお金を全て株式投資にあてることなどしませんし、ましてや借金してまで投資はしません。
また、レバレッジを効かした取引や信用取引なども絶対にしません。
私は持っている余裕資金の範囲内で現物株だけ買う
余裕資金の範囲内で現物株を当たり前の値段で買うのです。だからもしバブルが崩壊して私の保有株が半値になっても、5分の1の値段になってもまったく困りません。
追証や払わなければならない借金もないし、生活費にも困らないからです。
狂喜乱舞と阿鼻叫喚を避けてほしい
読者の皆さんは大丈夫だとは思いますが、もしバブルが大きくなっても狂喜乱舞をしたり、その後に阿鼻叫喚になったりはしないでください。
私は1980年代後半のバブルを横目で見ていましたが、狂喜乱舞する人も阿鼻叫喚する人も顔が怖いです。普通の人間の顔ではなくなります。
そんな顔はもう見たくないです。
狂喜乱舞する人はバブルが弾けるまで踊り続ける
ひとたびバブルに乗ったらバブルが弾けるまで踊り続けなければならなくなるのです。バブルはいつ弾けるか分かりません。弾ける直前に高値で掴んだ人がババをひいたのです。
ねずみ講やマルチ商法に最後のほうで参加した人たちと同じです。最初に始めた人たちは儲かってイチ抜けしたのに、最後に参加した人は払い損です。回収不能です。
そんな恐ろしいゲームに借金してまで参加するとは狂気の沙汰です。最後には阿鼻叫喚の地獄に落ちるのです。人間の顔ではなくなるのです。
そんな顔はもう見たくないです。
私には今がバブルなのかも、今後バブルが来るかもまったく分かりません。予想するつもりもありません。
ただ、分かっているのは、借金してまで株式投資をすると地獄に落ちる可能性があるということです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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