かぶとたいぞうです。
私は新たに株を買ったり買い足したりする場合は、なるべく安い時に買います。
私の師匠であり、ウォーレン・バフェットの師匠でもあるベンジャミン・グレアムも「株は安い時に買え」と言っています。
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「株は安い時に買え」だが
しかし、自分の持っている株から得た配当を再投資するために株を買い足す場合は、たとえ高い時でもタイミングを測らずに買い足します。配当再投資の複利効果を重視するからです。
例えば分かりやすく、自分の持っている米国株の投資額合計が100万円で、年間3.5%の税引き後配当を得ているとします。配当額は35,000円です。
配当再投資の雪だるま
この35,000円を使ってしまえば複利効果の雪だるまは作れません。
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しかし、この35,000円を使わずにすべて再投資すれ(株を買い足せ)ば、資産は雪だるま式に増えてゆくのです。
まだ配当には手を付けず、複利の雪だるまで増やす
私は将来は配当で生活する予定ですが、今はまだ再投資して少しでも資産を増やそうと思っています。
再投資する時も、できれば安い時に買いたいと思うのが人情です。しかしタイミングを測って買うのが遅れると、そのぶん配当も遅れます。配当が遅れると複利効果も落ちるのです。
今はどこのネット証券会社も手数料の下限が撤廃されたから細かく買える
今はどこのネット証券会社も最低手数料を撤廃したので、少額投資も割高にはなりません。
だから毎月とか、半年に一回とか適当な周期を決めて配当金は遅滞なく再投資したほうがいいと思うのです。
定期的にコンスタントに配当再投資すれば、高値掴みのリスクは軽減される
たまには高い時に買ってしまうことになるかもしれません。でも、タイミングを測らずに定期的に買えば、逆に偶然安い時に買うこともあるでしょう。平均すれば極端に高くはならないと思います。
新規投資や大量買い足しはタイミングを重視するが、配当再投資は早ければ早いほどいい
新たな投資でドバっと何百万円とか何千万円というお金を投ずる時は、もちろんなるべく安い時に買うほうがいいです。
しかし配当再投資をこまめにやるなら、かえってタイミングを測らずにコンスタントにやったほうがいいのです。早く投ずれば早く投ずるぶん、配当も早く出るのです。
昨夜は配当で再投資をした
昨夜私は配当で株を買い足しました。
いま米国株は全体的に高止まりです。でも配当の再投資だからいいのです。自分の財布から出たお金ではなく、持っている株が生み出したお金なのです。
同じお金ですが、私は頭の中で財布から出るお金と配当が生み出したお金を分けています。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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