かぶとたいぞうです。
世の中、一寸先は闇。予測など誰にもできません。ましてや経済とか株の予想はするだけ無駄です。要因が複雑で当たるはずがありません。当たった試しもありません。
だからこれから私が言うことは「こうなったらいいな」という程度のお話です。
米国株が上がっている理由
今、米国はコロナ禍で疲弊した経済を支えるために、米国政府がお金をどんどん放出しています。金余りです。
だから、経済が悪いのに米国株が上がりに上がって、一昨日とうとうNYダウが史上初の3万ドルを超えました。
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米ドルが下がっている理由
米ドルも過剰感から対日本円、対ユーロで下がっています。米ドルは金余りだから価値が下がるのです。
コロナ前は1ドル110円前後だったものが、今は1ドル104円前後になっています。
米国株を買うには米ドルが必要
今は米国株が高すぎてなかなか手が出ません。しかし米国株を買うにはいずれドルが必要になります。
だから今のうちに安いドルを買っておいて、米国株が下がったらそのドルで米国株を買うのです。
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SBIネット銀行のドル預金とSBI証券のセットで実現可能です。
今は米政府がお金をジャブジャブ出しているので当面は米国株は下がらないでしょう。上がるいっぽうです。米ドルは逆に上がらないでしょう。下がるいっぽうです。
いつか逆転して株安・ドル高になる
新型コロナワクチンが出回り始め、実体経済が浮揚してきて、株式市場が超過熱状態になり、FRBが異次元緩和をやめるという噂が流れ始めたとき、歯車は逆転します。株価は一気に下がり、米ドルは一気に上がるでしょう。
それがいつ頃なのかは誰にも分かりません。
ドルを安く買っておいて、その安いドルで下がった米国株を買う
しかし、もしタイミングよく米ドルを20%安く買い、その後米国株を30%安く買うことができれば、合算56%、つまり44%割安に米国株を買うことができるのです。
ドルが100円になった時に買っておき、その後ドルが120円まで上がったときに、今まで1株100ドルだった株を70ドルで買うということです。
一つの理想的パターンとして頭の隅にしまっておく
そんなにタイミングよく買えるものかと私自身も思います。また、歯車が逆転する時期がいつなのかも分かりません。半年後かもしれませんし、3年後かもしれません。ずっと来ないかもしれません。
でも一つの理想的パターンとして頭の隅にしまっておく必要があると思います。
何も考えずに出たとこ勝負を繰り返すより、いくつかのケースを想定しておいて、状況に応じた行動をとるほうが勝率は上がります。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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