かぶとたいぞうです。
リタイア生活で時間がたっぷり有ると、いろいろな事に挑戦したくなります。
我流で木炭と燻製を作り始めた
今私は我流で炭(木炭)と薫製を作っています。
事の発端は、昨年切った梅の木の利用でした。昨年は伸びに伸びた梅の枝をバシバシ切ったので、直径2cmから大きなものでは直径10cmくらいの幹まで、相当な木材が取れたのです。
先ずは木炭作りに挑戦した
捨てるのも大変だし、ただ燃やすのも芸がないと思って、切った枝を材料に木炭作りに挑戦したのです。
最初は太い幹を木炭にし、細い枝は木炭を作るために燃料にしようと思いました。しかし、途中で細い枝も燃やしてしまうのがもったいなくなり、どうでもいいベニア板の廃材を燃料にして梅の枝まで木炭の材料にしました。梅で作る木炭はいい香りです。
木炭作りの原理
木炭を作る原理は木を不完全燃焼させればいいだけです。難しく考える必要はありません。専用の道具も要りません。金をかけず有るもので工夫するのがDIYです。
私の木炭の作り方は至って簡単。捨てるような鍋を用意します。水を入れずに火にかけるので鉄など底の厚い鍋がいいです。その鍋に適当なサイズに切った乾いた梅の木を入れます。蓋をする場合は少し隙間を開けます。私の鍋は蓋が無いので、アルミホイルで蓋を作り、少しだけ穴を開けておきます。
木炭の作り方
私は外で七輪を使って焼きます。七輪に廃材の薪で火をつけ、その上に鍋を乗せて熱を加えます。そのうち、鍋のフタの隙間またはアルミホイルの穴から煙が出てきます。
材料の量にもよりますが1~2時間燃やした後、放っておきます。冷めてから鍋から取り出すと炭になっています。簡単です。
焼く時間とか火加減は、何回も何回も失敗して自分で覚えるのです。
木炭を作っていた時に思いついたのが燻製作り
燻製は木炭を作っていた時に思いつきました。
木炭作りで説明した「鍋のフタの隙間またはアルミホイルの穴から煙が出てきます」のこの煙こそ燻製作りの燻煙なのです。梅の木はいい香りの燻煙を出します。この燻煙を使わない手はありません。
自家製燻製作り用鍋
そこで鍋を工夫しました。
深めの鍋(私の場合は使わなくなった深いフライパン)に梅の木の木材をひき、その上に足を付けた網を載せ、網の上に鶏肉など材料を載せてフタをして木炭作り同様火にかけるのです。
私のフライパンの場合、網がちょうどいい具合に真ん中あたりに引っ掛かってくれたので足は要りませんでした。小さい網の場合アルミホイルで足を作って網を少し浮かせます。燻煙を上げる木材と燻製にする食品との間に隙間を作るためです。
自我流燻製の作り方
鶏肉は火が通りにくいので、予め加熱料理しておきます。また、鶏肉は油が落ちますので、木材の上にアルミホイルを乗せてカバーします。
チーズやウィンナーならそのまま燻製できます。
強火で炊き、鍋の隙間またはアルミホイルで作った蓋の穴から煙が上がった後は弱火にして20分。少し放置してから取り出します。
火が強いとチーズはプロセスチーズでも溶けちゃいます。
燻製作りも何回もやって覚えるしかない
本格的な保存用の燻製を作るのではなく、燻煙の香りを付けるだけなのでアバウトでいいと思います。
もちろん燻製に使った木材はそのまま更に加熱して木炭にします。一石二鳥です。
薫製作りも何回も何回もやってコツを覚えるしかありません。
燻製作りの道具は買わない
薫製作りの道具はホームセンターに行けばいっぱい売っています。しかし自分で工夫するところがDIYの醍醐味です。燻製を作るために、わざわざダッチオーブンまで買う必要は無いのです。
余談
全くの余談ですが、ダッチオーブンで思い出しました。
かなり以前のことです。日本でダッチオーブンが流行り出したころ、キャンプ初心者の友人が流行りのダッチオーブンをホームセンターで買ったのです。
彼は嬉しくて嬉しくて自慢したかったようです。
で、彼は私に言いました。
「かぶとさん、私ね、最近すごくいいダッチワイ●を買ったんですよ」
彼が真顔でそう言うので私は相槌を打ったのです。
「ほう、そんなにいいダッチワイ●ですか」
彼は興奮気味に言いました。
「はい、早く使いたくてウズウズしています」
私は聞いたのです。
「まだ使ってないのですか?」
すると彼は
「ええ。買った後まだ一度もキャンプに行っていないのです」
私は少し考えて聞いてみたのです。
「ダッチオーブンじゃないですか?」
すると彼は顔を真っ赤にして
「あれ?私何て言いました?え?ダッチ・・・あ!」
よくある間違い?
彼があんまり恥ずかしそうにうろたえるので私は言いました。
「よくある間違いですよ」
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でも、実際はよくある間違いではないですよね。どちらかと言うと珍しい間違いですよね。皆さんもお気をつけください。
まぁ、ダッチワイ●はともかく、DIYは自分で道具を工夫することが楽しいのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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