暴落する米国株式市場の投資判断、今週は勝負の1週間となるか

かぶとたいぞうです。

先週の米国株式市場は上がったり下がったりしながら、トータルでは結構下がりました。



米国株式市場はまだ暴落とは言えない

これを指して「株価暴落」と呼んでいる報道もありますが、私の見立てではまだ暴落のうちには入りません。

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今の米国株式市場の値動きは暴落のほんの序章に過ぎない

先週の値動きは暴落の序章に過ぎず、むしろ今週こそが本格的な暴落に入るかどうかの瀬戸際だと思っています。

そして今日から始まる1週間で本格的な大暴落が訪れたら、当然私は果敢に買い向かいます。落ちて来るナイフをつかみにいく覚悟です。

昨夜米国は緊急追加利下げをし、ほぼゼロ金利になりました。これはさらなる米国株大暴落の前兆かもしれません。あるいは株価回復のきっかけになるのかもしれません。

もし前者なら今夜の米国株式市場は落ちてくるナイフをつかむチャンスです。

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先週投稿した「落ちてくるナイフのつかみ方」に対する読者からの質問メール

先週末に上記のブログを投稿しました。文中、例としてペプシコの株価が90ドルくらいまで下らないと「暴落」のうちには入らないと書きました。するとさっそく読者の方から次のようなメールを頂きました。

お名前などは伏せて引用させて頂きます。

(以下読者からのメール)

いつも楽しくブログを拝見しております。

ペプシコ、90ドルになったら、購入する、との事ですが、フィリップモリス、Johnson & Johnsonなどは、何ドルになったら購入なさる予定でしょうか?

また、石油株のエクソン(XOM)、タバコ株のアルトリア(MO)はどうでしょうか?

お時間のある時にで結構ですので、お返事をいただけたら、とてもうれしいです。



(以上読者からのメール)

私は個別銘柄の投資判断には助言しないようにしているので、メールの返事は書いていません。責任が取れないからです。

株価がいくらになったら買うかは投資家自身の判断によるべきものだと考えています。

ペプシコ購入を90ドルまで待つというわけではない

ペプシコの例にしても、「2年前に100ドルで買っておけば良かった。今回90ドルくらいまで下らないと2年間待ったかいがない」と言う文脈で書いたのです。

どちらかと言えば、「暴落を待たずに買ったほうがよかった」という趣旨なのです。

今回も果たして90ドルまで下がるのだろうかと心配しているのです。



ペプシコは110ドルくらいから買い始める

だから私は今回必ずしも90で買うというわけではありません。今夜の寄付(よりつき)とその後の値動きにもよりますが、おそらく110ドルくらいまで下がったら買い始めると思います。

なぜ状況によっては110ドルくらいから買い始めるかというと、今まで何回も暴落を期待しては期待通りに下がらず、もうイライラしているからです。また機会損失を蒙るかもしれないと恐れているからです。

実は今回も株価がどうなるかは誰にも分からない

今回も大暴落を期待してはいますが、ちょっと下がってその後回復するかもしれないのです。株価がどうなるかは誰にも分からないのです。

株式相場というものは勉強すればするほど、「予想ができない」という事が分かるものなのです。株価が予想できるという人は詐欺師のたぐいか、よほど勉強をしていない人なのです。

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下がり相場での私の買い向かい方

だから私はペプシコの株をまず110ドルくらいで一回買って、更に下がれば次は105ドルくらいでまた買って、うまくいけばその後100ドル、95ドル、90ドル、85ドルと買い下げるつもりです。そして平均して90ドル以下で買えたら満足です。

エクソンとアルトリアは見ていないのでまったく分かりませんが、フィリップモリスもJohnson & Johnsonも同じ考え方で買います。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは先週のうちにすでに買い始めた

Johnson & Johnsonに関しては、実は先週のうちに何回かに分けて既にけっこう買っています。

底値で買うということはできません。何回かに分けて買い下がっていき、最後に買ったあと株価が上がれば、その最後の買いが底値なのです。



暴落に買い向かうには度胸も慎重さも忍耐も必要

言葉で言うのは簡単ですが、実際に下がり相場に買い向かうには、度胸も慎重さも忍耐も必要です。

落ちてくるナイフにしがみつくのは命がけです。人の判断を参考にするのは結構ですが、最後は自分の判断で勝負するしかないと思います。

本気で暴落に買い向かうなら、むしろ人の助言なんか聞かないほうがいいです。聞けば判断が鈍りますから。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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