かぶとたいぞうです。
私は辛いのはあまり得意ではありません。まったくダメなわけではないのですが、タイの辛い料理は敬遠します。
その私がタイの激辛とうがらし「プリッキーヌ」を食べて死にそうになった話です。
クイッティアオ屋台の小鉢に入ったプリッキーヌ
一昨日の夜でした。酒を飲んだ帰り、近くの屋台でクイッティアオ(タイのラーメン)を食べていて、テーブルの上にニンニクと「プリッキーヌ」が入った小鉢を見つけました。
以前から見慣れたものだし、「プリッキーヌ」がそうとう辛いことはうわさで知っていました。
小鉢に入ったニンニクと「プリッキーヌ」をぼんやり眺めながら、「タイの人はこれをどうやって食べるんだろうか」、「クイッティアオに入れるんだろうか」、などと考えていました。
酔っていたこともあって、「プリッキーヌ」がどれほど辛いのか、少しだけかじってみたくなりました。
「プリッキーヌ」は普通の唐辛子より小さいです。その先っぽのとんがったところを、ほんの1ミリくらい噛んでみました。
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味がない。たいしたことないのかな。
もう少し噛んでみました。
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瞬間に、「やばいことになった」と感じました。
急いで屋台に備え付けの氷と水をプラスティックのカップに注ぎ、舌を突っ込みました。
プリッキーヌは辛いというより痛い
痛い。
辛いというより痛いです。完全に火傷状態です。激痛です。
舌先を氷につけていても痛いのです。
ためしに氷から舌先を離してみると、ガンガンします。ヒリヒリではありません。ガンガンです。
「やめておけばよかった」と思いましたがもう遅いです。
それから約30分。他のお客さんの冷笑を横目に、氷水の入ったプラスティックのカップを口にあてて、目を白黒させながら必死に耐えました。
水が少しでもぬるくなると舌先がガンガンするので、時々舌先を動かして氷水を混ぜます。
この痛さ、苦しさはやったことのある人でなければ分かりません。でも絶対にやめたほうがいいです。おすすめしません。
「死にそうになった」と言うのは少しオーバーですね。死ぬとは思いませんでしたが、死ぬほど辛かったのは事実です。
もう2度と「プリッキーヌ」は口にしません。みなさんもお気をつけください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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