かぶとたいぞうです。
私はP&G(プロクターアンドギャンブル)の株主です。
P&Gから配当をもらっています。だからP&Gの製品が売れることを心から願っています。
でも日本では花王のキュキュット、アタック
でも、日本では食器洗剤は花王のキュキュットを使っています。一度使うと、あの油落ちの良さが手放せません。すすいだ後、まさに「キュキュッ」と音がするのです。
もちろんP&Gのジョイも使ってみました。でもキュキュットほどの油落ちの良さは感じないのです。
日本では洗濯洗剤は長くボールドを使っていました。しかし、近年円安の影響もあってか、ボールドが高いのです。いきおい花王のアタックを試しに使ってみたら、アタックで十分だし、値段もアタックのほうが安いのです。以来、日本では洗濯洗剤はアタックです。
マジックリン、ハイター、クリアクリーン、バブ
日本ではお風呂洗いもトイレ洗いも花王のマジックリンだし、漂白剤も花王のハイターです。
日本では歯磨きもクリアクリーンなどおおむね花王を使っています。お風呂に入れるのはいつも花王のバブです。
花王にはこれ程愛着があるのに、どうして花王の株を持たずにP&Gの株を持っているのか。
それは世界戦略が違うからなのです。
花王はほとんど日本だけ
花王はほとんど日本でしか売っていません。タイには多少ありますが価格競争力に劣り、高くて売れていません。
私は、タイでは安い食器洗いを使い、歯磨きはコルゲートを使っています。洗濯洗剤はむしろライオンのほうが安いのでライオンを使っています。
欧米や中南米では花王製品を見たことがありません。いっぽう、P&G製品は世界中どこにでも売っています。そして、どこの国でもそこそこ売れているのです。
日本市場と世界市場
日本は今でも人口1億人を越えるわずかな国の1つですが、少子高齢化で人口がどんどん減っています。しかも急速に減っており日本政府は打つ手を持ちません、だから花王がいくら日本国内で売れてもいつかは先細りなのです。
もちろん花王はその事に気づいているし、世界戦略も立てていると思いますが、まだ先が見えていません。
いちおう花王の株価は毎日チェックしていますが、まだ花王を買おうとは(ダジャレではありません)思えないのです。
いつか花王も世界のメーカーになると思う
いつかは花王も世界のトップメーカーになるような気がします。販売戦略が良ければ売れるはずです。製品が良いのでその可能性は十分にあります。キュキュットなんて特に売れそうです。タイでも安く売っていたら買いたいです。
そうなったら花王の株価はグッとはね上がるのでしょう。だからその前に買っておきたいとも思います。
でもそれはもっと先かもしれません。だから今買うと、私にとっては多少リスクのある投資となります。
花王とP&Gの比較
今日現在(2025年9月27日)、花王の株価に対する税引き前配当率は2.36%です。P&Gは同2.78%です。花王の直近の増配率は1.32%です。P&Gは同4.96%です。花王の連続増配年数は35年です。P&Gは同69年です。
両者とも人気企業なので株価が高く、必然的に現在株価に対する配当率は低いですが、増配率には大きな差があります。だから数年持てば取得株価に対する実際の配当率(YOC)には大きな差が生まれます。
また、花王の連続増配35年も日本企業としては群を抜く素晴らしさですが、P&Gの69年には遠く及びません。
よって
よって、私のような、配当重視の長期投資家には、P&Gのほうが魅力的なのです。
具体的に言うと、今持っているP&Gの株を全て売って花王の株に換えると、月々の配当金が数万円も減るイメージです。
いま花王の株を買うとしたら、将来の株価の値上がりと、長期的にはYOCも上がって、いつかはP&Gを越える配当を得るかもしれないという期待を持った、ややリスクのある投資になってしまうのです。
なかなか食指は動かない
老後を配当で生きようとしている私には、なかなか食指が動かないのです。
食指が動くとしたら、株価が高くなっても、実際に花王の世界シェアがある程度伸びた後です。
ただし、花王は私が現在興味をもってチェックしている唯一の日本株であり、日本ではトップクラスの優良株であることは間違いありません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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