かぶとたいぞうです。
塩分が嫌われています。塩辛いものは体に良くないと言われています。
水とならんで人間の命にもっとも重要な塩が、なぜここまで悪者にされているのでしょう。
塩が悪者にされる理由
それは必要以上の塩が血圧を上げるからです。
血液中の食塩濃度が上がると、薄めようとして身体中の水分が血管内に入り込みます。血管は膨らみ圧力がかかります。つまり血圧が上がるわけです。
血管が膨らみすぎると、特に年寄りは血管が壊れやすいので、血流の勢いで動脈が破裂して、血が体内に出てしまいます。それが脳内だったら、急いで頭蓋骨を開けて血管を繋がなければなりません。おおごとです。
だから塩分を控える
だから年寄りは日頃からしょっぱいものを控えるように言われるのです。
ところが、本当はしょっぱいものが悪いのではありません。食塩濃度はあまり関係ないのです。大事なのは1日の食塩摂取総量なのです。
しょっぱいものでも少量食べるなら問題ないのです。
例えば
例えば1日に10gの食塩を摂取する人がいたとします(WHOの推奨量は5g)。
その人がある日、とてもしょっぱい塩辛を食べて、それだけで10gの食塩を摂取したとします。それ以外はまったく塩気のないものしか食べなかったとしたら、1日の摂取食塩総量は10gなのです。
別の日に、それほど極端にしょっぱくない食事を3食食べて、摂取食塩総量がやっぱり10gなら、同じ10gですから血管にかける負担(血圧)は同じなのです。
しょっぱいものでも少量ならいい
しょぱいたくあんを1枚食べるのも、塩分濃度が半分のたくあんを2枚食べるのも同じなのです。
食塩は口内からもわずかに吸収されますが、大半は腸から吸収されて血管に入ります。塩を口に入れてから腸で吸収されて血管に入るまでには30分以上かかりますから、いくらしょっぱいものを食べても他のものや水と混ざって薄められます。だからしょっぱいたくあん1枚も味の薄いたくあん2枚も一緒なのです。
塩をたくさん食べるのが悪い
簡単に言えば、しょっぱいものが悪いのではなく、しょっぱいものをたくさん食べるのが悪いのです。
あるいはいくら味の薄い料理でも、大量に食べると食塩の総量は増えますから、しょっぱいものをたくさん食べたのと同じなのです。
「減塩」のものも、たくさん食べれば意味がありません。
ラーメン
最近の「美味しい」ラーメンは1杯で7gくらいの食塩が入っています(スープをすべて飲んだ場合)。塩分濃度はかなり高いのですが、背脂とか旨み成分が豊富に入っているのでしょっぱさを感じません。
そんなラーメンを食べた日は、後は味気のないものを食べるしかありません。
食品に含まれる塩分質量
ポテトチップス1袋に2g程度の食塩が入っています。味噌汁もやや濃いめなら2g程度入っています。漬け物小皿で2g、鮭1切れやアジの乾物1枚で2~3gです。
だからラーメン1杯を汁まで残さずに食べるなら、その日の他の食事は、ご飯と薄い味噌汁くらいにしなければなりません。
自己コントロールできるか
それができるなら、いくらしょっぱいものでも、少量食べるぶんには悪くありません。
ところが往々にして、しょっぱいもの好きの人はいつでもしょっぱいものを食べたがります。舌がしょっぱいものに慣れてしまっているのです。
だからたまにでもしょっぱいものを食べると、他の食べ物は「まったく味がない」と感じてしまうのです。
病院や施設では
それで病院や施設では、薄味に慣れさせるために、日頃からしょっぱいものは出さないのです。
それらの原理原則を理解した上で、後は自己管理と言うことになります。
特に独り暮らしの人は自分で自分の健康管理をしなければなりません。
私の場合
私は塩からも好きだしラーメンも好きです。我慢しません。でもそういうものを食べた日は、他の食べ物に気を付けます。また、しょっぱいものが癖にならないように気をつけて、たまにしか食べないようにしています。
野菜に多く含まれるカリウムは余分な塩を体内から腎臓を通じて体外に排泄するので、野菜も意識して多めに食べています。果物や豆、魚にもカリウムは含まれています。
基本は自炊
歳をとるとそういう勉強もして、自分の体は自分で守るしかありません。
外食は美味しいだけで、健康のことまでは考えてくれないので、基本は自炊です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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