【ターク4日目】ソンクランの真っ最中に時ならぬ豪雨。洪水で床上浸水。高床式の古い母屋は無事

かぶとたいぞうです。

昨夜は宴会中に小雨がふりだしたので、早めに終了して家の中でパタヤの食堂のご主人と2人で飲みました。ご主人とじっくり話ができて良かったです。

寝る時にも雨は少し降っていたのですが、朝方激しい豪雨に代わり、雨音で目が覚めました。午前6時でした。



浸水

トイレを済ませ、シャワーを浴びようと思ったときに異変を感じました。シャワールームの排水溝から音を立てて下水が溢れ出してきたのです。見るとトイレからも下水が溢れてきています。見る見る内にトイレの床が水浸しになりました。先にトイレを済ませて良かったです。

シャワーは諦めて、リビングルームに戻ると、リビングルームにも外からの水が入り込んでいます。ご主人のお姉さんがドアの外に土嚢を積み上げていました。

食堂のご主人に知らせる

食堂のご主人はと見ると、横になってのんきにスマホをいじってます。ご主人に浸水のことを告げると、慌ててドアの前に布をひき始めました。

豪雨は続きました。昨夜宴会を行なった庭はプールになっています。

今日の午後はソンクランのパレードが集落の道を練り歩くことになっているようですが、大丈夫なのでしょうか。

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高床式住居

この地域では、古い木造の家は全て高床式住居です。ご主人の実家も古い木造の母屋は高床式で、1階部分は柱だけ、住居は階段を上がって2階にあります。床下(1階部分)の高さは1.5mくらいです。

母屋のとなりにある、私たちが寝泊まりしている新しい家は、コンクリートでできており、高床式ではありません。だから浸水したのですが、母屋のほうは全く浸水していません。無事です。

高床式住居。小学校の社会科で学びました。懐かしいです。

高床式の利点

床を高くして、洪水や積雪から住居を守り、床下の風通しにより湿気からも守り、虫や小動物の侵入も軽減する画期的な建築法です。見た目もいいです。

実は北海道の家も高床式が多く、私の札幌の家も高床式です。こちらの高床式ほどは高くありませんが、地面から1mくらい高く、スロープとコンクリートの階段を3、4段上がってから玄関です。床下もコンクリートの壁で塞がっていますが、随所にメッシュの換気口があって風通しがいいです。浸水と言うより豪雪時に外に出られなくなるのを防いでいます。



タークの新しい家はどれも高床式でない

ところが、この辺りの新しいコンクリート造の家はどれも高床式になっていません。地面と玄関がまったくフラットなのです。しかも日本で見るような排水溝はどこにも見当たりません。大雨がふると浸水するに決まっています。

土嚢が用意されているところを見ると、大雨の度に毎回土嚢を積み上げて水の侵入を防ぎ、それでも入ってきた時は、水を布に染み込ませて外に絞り出しているようです。どうしてそんな面倒なことをするのか。

きっとコンクリート造なので大丈夫だと思って建てたのでしょう。昔と違って電気も通っているのでエアコンで湿度を下げられます。それと、高床式は少し土台建設費用が増します。

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雨はやんだ

少し前にやっと雨がやみました。私も一緒に床の水を雑巾に染み込ませて外に絞り出した後、ブログを再開しています。

庭にはまだ水が残っています。排水溝がないからです。そのへんはパタヤも同じです。

コンクリート造の新しい家は見た目もいいし、階段を上がらなくてもいいので便利ですが、先人の知恵には遠く及びません。タイは熱帯雨林気候なのだから、自然に適応した古い建築法を残すべきだったと思います。コンクリートでも高床は作れますから。



みんな慣れているようだ

ご住人も、お姉さんも、その息子も浸水には慣れているようで、もう後片付けを終えて陽気な音楽をかけています。ソンクランのパレードも問題ないとご主人は言います。

まるで何事もなかったかのような顔です。日本なら大ニュースですが。

ごきげんよう。


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