かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株も総じて低調でした。
NYダウは-0.62%、S&P500は-0.92%、ナスダックは-0.97%、かぶとたいぞうポートフォリオは-0.60%でした。
今夜発表される予定の、6月米国消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見ムードで下がっているようです。
偽のCPIデータが情報漏れか
一部報道によると、偽のCPIデータが情報漏れしたらしく、その影響を受けて米国株が下がったのではないか、とも言われています。
また、一昨日に引き続き、中国で新型コロナウイルス感染が再拡大しているニュースや、ヨーロッパで天然ガスなどのエネルギーが高騰しているニュースも相場の重しになったようです。
ドル高基調は変わらず
ドル/円はやや下がって136円台に戻りましたが、ドル高基調は変わっていないような気がします。
ところでドルは今、対円のみならず、対ユーロでも上がっています。1ドル=1ユーロになるような勢いです。
ドル高は米国メーカーの海外収益を減らす
米国のメーカーにとっては、ドル高は海外収益を減らします。円高になると日本のメーカーが儲からないのと同じ理屈です。
もう少しで各企業の4月〜6月の第2四半期決算が出てきます。ドル高が国際的メーカーの海外での利益をかなり押し下げるのではないかとの懸念も米国株を下げている要因になっているようです。
私の保有銘柄も国際的メーカーばかり
私が保有する銘柄も国際的なメーカーが多いです。ペプシコ、ゼネラル・ミルズ、P&G、コルゲート、フィリップモリスなど、全世界で製品を売っています。ドル高になったぶん利益が減るかもしれません。
しかし私は自分が保有する国際メーカーの好決算を信じています。
ドル高の影響以上に売上や利益が伸びていれば、1株あたりの利益は減らないと思うからです。
世界の人口爆発はもうすぐ止まるかも
国連が今年の7月11日に発表した推計によると、世界人口の年間の増加率は1%を切り、世界の人口爆発はほぼ止まったようです。
これからはたくさん作ればたくさん売れる時代ではなくなります。
信頼のブランドしか通用しない時代になる
信頼のブランドしか通用しない時代になります。限られた市場で上位数社のメーカーがシェアを奪い合います。他は吸収されるか淘汰されるでしょう。
あらためて私が保有するメーカーを見ると、いずれも生き残るにふさわしいメーカーばかりだと安堵しています。
銘柄選びが大事
優良メーカーだけが生き残る時代に入ったのです。
これからは今まで以上に保有する銘柄の選択が大事になるでしょう。
S&Pインデックスに掛ければ誰でも儲かるという時代は終わったかもしれません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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