かぶとたいぞうです。
今週末の昨夜は、NYダウが0.30%、S&P500が0.57%と、いずれも若干下がって取引を終えました。
私の保有株は0.38%のプラスでしたから、昨夜もハイテク株、グロース株がより下がったようです。
NYダウの今週月曜から金曜の5日間の値動きは次のとおりです。
NYダウ5日間の値動き
上がって下がって、結局もとに戻った感じです。
しかし、NYダウの値動きを直近の1ヶ月で見ると、明らかに下がっていることが分かります。
NYダウ1ヶ月の値動き
1ヶ月で見ると、上がったり下がったりしながら、結局は下がっているのです。
理由は明快です。
米国株が少しずつ下がっている理由
- コロナからの回復に伴う世界的なインフレと人手不足、サプライチェーンのトラブルによる、さらなるインフレ
- インフレに拍車をかけるロシアのウクライナ侵略の長期化、泥沼化、それによる資源高、エネルギー高
- 急激なインフレに対応するための米国の利上げと金融引き締めの推進
- 利上げと金融引き締めの推進が急激すぎれば、景気が悪くなるのではないかという懸念の広がり
バリュー株長期投資家は心配しなくてもいい
米国株が少しずつ下がっている理由が単純明快なので、あまり心配はしていません。
多少景気が悪くなったとしても、私が保有する地味な生活関連メーカーは売上も利益もそれほど落とさないと思うからです。
私のポートフォリオ
私の現在の持ち株ポートフォリオは、食品メーカー(ペプシコ、ゼネラル・ミルズ)、医薬品メーカー(アッヴィ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ファイザー、ギリアド・サイエンシズ)、生活消耗品メーカー(P&G、コルゲート)で83%を占めます。
残りの17%はタバコメーカー(フィリップモリス)と軍需メーカー(ロッキード・マーティン)です。
いずれも景気には左右されないメーカーの株なのです。
株価が下がっても配当は出る
世の中には株の上がり下がりで儲けようとする人が多いので、景気が悪くなれば私の持株も株価は下がるかもしれません。
しかし、売上と利益が順調であれば、配当はしっかり入ってくるのです。株価と配当はまったく関係がありません。
ますますバリュー株にスポットライトがあたる
だから生活関連などの、景気にあまり左右されない地味なバリュー株を持っている者は、株価がいくら下がっても気にしていないのです。いや、むしろ株価が大いに下がれば買い足す好機と思って喜ぶのです。
そのことを知ってか、最近はハイテク株、グロース株が下がっても、バリュー株はむしろ上がることが多いです。昨夜もそうでした。
こういう時はますますバリュー株にスポットライトがあたるのではないでしょうか。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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