かぶとたいぞうです。
株価は予想できない
株価というものは昔からまったく予想ができないと言われていますが、最近の米国株相場を見ていると、まさにその通りだと思います。
新型コロナの影響で、世界は深刻な事態になっているというのに、米国株は回復してきているのです。
米国株が下がったのは一瞬だけ、その後回復
下がったのは3月中旬のいち時期だけ。その後ぐんぐん上がっています。
下のグラフはここ6ヶ月のダウ平均です。
一瞬、3年前の株価に戻っただけ
この3年ぐらい米国株は上がりに上がったので、今回のコロナ騒動で一番下がった時でも、3年前の水準に戻っただけです。中長期的に見れば、それほど下がったとは言えません。
今回の下がり局面では、「もっと下がるだろう」と思って買うのを待った人もけっこういたのではないでしょうか。
底値で買えた人は少ないのではないか
私は今まで待ち過ぎたので、今回はしびれを切らして大量に買いました。今から思えば正解だったのかもしれません。
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それでも投資可能額のすべてを使い切ることはせずに3分の1くらいは残しました。もっと下がるかもしれないと思ったからです。
新型コロナの影響ますます深刻、でも上がり続ける米国株
3月下旬になると米国のコロナ感染者が増え、経済にも深刻な影響が出始めました。これで米国株はもっと下がるだろうと思ったのですが、結果は逆でした。回復しだしたのです。
4月に入り米国の感染者は激増。全米各地が封鎖され、様々な規制がひかれましたが、米国株はやはり上がるばかり。
「世界恐慌が訪れる」と言われても上がる米国株
コロナによる影響を深刻に見たアナリストたちが「世界恐慌が訪れる」と言いだしました。しかし米国株はまったく下がりません。下がらないどころか、むしろ微妙に上がってきています。
いったいどうなっているのでしょうか。
米国株は上がり続けるのかもしれない
もしかしたら米国株はどんなことがあっても上がり続けるのかもしれないというイメージが頭をよぎります。
コロナが蔓延しようが、人は生きるし経済は止まりません。米国株式市場に上場している一握りの優良多国籍企業が潰れるわけがなく、むしろますます世界の市場を席巻します。特に食品、医薬品、日用品などの市場はこれからも無くなるわけはありありません。
少数株主による市場支配の構造
それらの市場で圧倒的なシェアを持つ優良多国籍企業を少数の株主が支配するという世界的な構造が出来上がりつつあるのかもしれません。
優良企業が盛んに進める自社株買いもその一貫かもしれません。
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「2番底が来る」?
「2番底」がくるとか、「本当の暴落はこれからだ」というアナリストもいますが、そうなるかもしれないし、そうならないかもしれません。
株価というものはアナリストごときに予想できるほど単純ではないのです。
長期投資家の私は株価が下がることを期待する
だた、私は「今週こそ思いっきり下がりますように」と願いを込めて今日から始まる今週の米国株式市場を待っています。
株価は予想できません。ということは、今週に入っていきなり下がり出すこともありうるのです。
下がった理由なんて後でアナリストが適当につけるでしょう。
真の長期投資家は株が下がっても嘆かず
株価が下がって大損したとお嘆きの投資家もいるように聞いています。
しかし真の長期投資家にとって、株価暴落はむしろ絶好の買い場なのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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