【パタヤ生活】嫌な奴、問題のある奴はどこにでもいる。放っておいても誰かが叩き出すからかまわない方がいい

かぶとたいぞうです。

私が今パタヤで住んでいるアパートは本当にいいです。

住環境もいいですが、住人もいいです。みんな挨拶をし、エチケットを守ります。長く住んでいる人が多く、築19年のアパートなのに既に19年間住んでいる人が10人以上います。オープン当初から住んでいるのです。

私も住みはじめて3年目になります。

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太った変なファラン

去年住み始めたばかりの人で、1人だけ変わった人がいます。太ったファラン(欧米人)です。

最初に住んだ部屋にクレームをつけて、1階の一番いい角部屋に移った人です。プールサイドではみんな静かなのに、CDプレイヤーをプールサイドに持ち込んで、大音量でロックを流す人です。寝ている人もいるのに迷惑です。

その人はプールの正面でプールのほうに足を向けて寝そべるので、泳いでいるとその人の足に向かっていくようで嫌です。どうして人が泳いでくる方向に汚い足を向けるのか。

何か言ってやろうと思ったがやめた

毎年恒例のクリスマスパーティーでは、偉そうにセンターテーブルに座り、我れ先にご馳走をほおばり、みんなから白い目で見られました。誰も彼とは同席せず、話しかける人もいませんでした。

他のことでも彼の素行の悪さは目にあまり、私も不愉快だから何か言ってやろうと何回も思いましたが、やめておきました。

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プールサイドバー

このアパートにはプールサイドバーがあり、住人に限りビールの大瓶を1本60バーツで飲めます。私も常連で、外食の帰りや暇な時にしばしば利用します。住人のファランの同居人たちがボランティアで働いています。

ある日、プールサイドバーに珍しくその太ったファランが現れました。

すると女性たちの表情が急に変わりました。ある女性がその太ったファランに怒りをぶつけました。何やら車の止めかたが悪く、みんなが迷惑しているという内容のようです。他の女性たちも噛みつきました。

太ったファランは適当なことを言ってうそぶいているようでした。

タイ人女性たちの怒り爆発

すると、いつもはおとなしい別のタイ人女性が太ったファランに詰め寄り、さんざんに罵倒し始めました。太ったファランが何かを言うと「シャラップ!」と制してなおも罵倒。カウンター内にいた他の4、5人のタイ人女性も一斉に太ったファランに詰め寄りました。

タイ人女性たちはよほど不満を募らせていたのでしょう。これほど怒るということは他にも腹立たしいことがいっぱいあったに違いありません。



アパートのタイ人女性たち

タイ人女性たちはみんなこのアパートに住むファランの同居人たちです。10年以上住んでいる人たちで、毎日廊下の掃除をしたり野菜畑の世話などをしている人たちです。

タイ人女性が本気になると怖いのは以前から知っていましたが、ここまで恐ろしい光景は初めて見ました。しかもいつもはおとなしい女性や、いつもは陽気な女性たちの変貌にも驚きました。

太ったファランの同居人が心配して迎えに来て、彼はブツブツ言いながら自分の部屋に戻りました。

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パタヤのファランたち

私たち日本人は欧米人を見ると気後れして羨望しますが、パタヤにはいろんなタイプのファランがいます。下品なファランもいっぱいいます。

職業に貴賤はありませんが、イギリスなどはどんな職業の人でも年金がしっかりしているのでレベルの低いファランでもパタヤでは生きていけるのです。私の隣の部屋の英国人は中学を出てずっとトラックの運転手でしたが、しっかり年金をもらっておりタイ人女性と一緒に暮らしています。長くトラックに乗っていたせいか、イギリス人なのに正しい英語は使えません。何を言ってるのかちんぷんかんぷんですが、パタヤではタイ人女性と暮らせるのです。同居人の遺族年金の受け取り手続きを済ませたそうです。



タイ人女性は白人が大好き

また、日本と同じでタイ人女性は白人が大好きなので、パタヤではどんなファランでもタイ人女性にモテます。つまり酷い下品で非常識で低レベルで、自分勝手なファランでも年金さえあればパタヤでは十分通用するのです。

人前で平気でげっぷをし、飯を食いながら屁をたれるようなファランでもタイ人女性はついて行くのです。ファランが死んだ後も遺族年金がもらえるからです。そのお金で自分と自分の子供が生きていけるからです。

自分に直接プラスのないファランの横暴は許さない

しかしそんなタイ人女性でも、自分に直接プラスのないファランの横暴は許しません。特に自分が偉いと勘違いしているファランには攻撃的です。

私も正義感から、そのような横暴なファランをこらしめたくなる時がありますが、一切手を出さないことにしました。嫌なやつは誰から見ても嫌なやつなので、放っておいても誰かが叩き出すのです。だから、かまわない方がいいのです。



太ったファランのその後

その太ったファランはその後どうしたか。

今日も涼しい顔をしてプールサイドで横になっています。巨体を揺すぶりながら。

嫌なやつは面の皮が厚いのです。しかも姑息なので何かあったらすぐに警察を呼んだり裁判に訴えるので手は出せないのです。

でもいつかはここに居づらくなって出ていくと思います。パタヤの女性たちの結束力はすごいのです。女性たちは決して暴力を使わずに、心理的に太ったファランを追い詰めるでしょう。

私は静観します。

そして今度は私がタイ人女性たちに嫌われないよう気をつけます。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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