【パタヤ生活】アパートの共同花壇で採れる無料の野菜が、節約生活の私には地味に嬉しい

かぶとたいぞうです。

私が今、パタヤで暮らしているアパートの中庭には、幾つかの花壇があります。

以前は色とりどりのお花がたくさん植えられていました。



バジル

その花壇の片隅に、バジルを植えた人がいて、私が興味を示すと、誰でも採って食べていいと言われました。2年前です。

私が頻繁にバジルを採って食べているのを見て、花壇の世話をしている人がバジルの耕作面積を広げてくれました。以来、私は市場でバジルを買わなくて済むようになりました。

去年の10月

去年の10月。

4ヶ月ぶりに札幌からパタヤに戻ると、花壇には赤い葉の植物が植えられていました。花壇の世話をする人に食べられるかと聞くと、

「これは食べられない。見るだけ」

笑いながら、少し困った顔をしました。



去年の12月

2か月後の12月。

複数の婦人たちが花壇を全て掘り起こし、なにやらたくさんの植物の種をまきました。種はすぐに芽を出し、徐々に正体を現しました。

私が見て分かるものは

  • バジル
  • 薬味ネギ
  • ガパオ
  • パクチー
  • バッブーン(空芯菜)

です。

他に葉がギザギザの白菜のような野菜やチンゲン菜のような野菜もあります。名前を聞きましたが忘れました。

現在2月

現在2月になって、それらの野菜が無料で取り放題の状態です。このアパートの住人は誰でも食べていいと言います。

私は野菜が好きなので、週に2回はブッカオ市場に野菜とキノコを買いに行きますが、今後は週に1回で済みそうです。

空芯菜は遅く植えたので収穫はまだですが、空芯菜も採れるようになったら、しばらくは野菜を買わなくても済むかもしれません。



野菜は買っても安いけど

日本と違ってタイでは野菜は安いです。市場で買っても1束10バーツ(45円)とかです。

でも、自分の住んでいるアパートの中庭で野菜が無料で採れるというのも嬉しいです。

お昼に蕎麦をゆでて、中庭の薬味ネギをちょっと採ってきて蕎麦の薬味にしてサクッと食べるのもおつなものです。

このアパートはとてもありがたいです。

+++

農法の違い

ところで、婦人たちの農作業を見ていて気づいたことがあります。

野菜の種をまいて、芽が出てきた頃、花壇に大きなバナナの葉をかけているのを見ました。このアパートにはバナナの木もあるのです。

バナナの葉で花壇をおおうと日陰になるのに、どうしてそんなことをするのかと聞くと、

「Too hot」(暑すぎるから)

との答えでした。



北海道は逆

北海道では気温が低すぎるので、ホットポットと言って、大きなペットボトルのようなものを幼苗に被せて保温することはありますが、暑すぎるので日陰にするというのは初めて聞きました。

日本でも暑い地方ではそうすることもあるのでしょうか。北海道では聞いたことがありません。

肥料の概念

それと、タイの人は種をまいたら、その上に枯れ葉をかけて、水をまいて、それでおしまい。肥料も何もあげていません。

枯れ葉が肥料になるんですね。

日本の野菜のように大きくはなりませんが、次々と採れるので十分です。

私も札幌でやってみたいと思います。



農薬は使わない

それと農薬も使っていません。虫よりもかえって農薬の方が恐ろしいですからね。私も札幌では農薬は使いません。

日本は農薬を使いすぎです。

パタヤのアパートの野菜花壇は経済的に嬉しいだけではなく、園芸好きの私には野菜作りに接することができる点でも嬉しいです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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