日本で介護要員足りず外国人に活路。しかし円安で優秀な外国人は来ない。いっそタイで介護を受けた方がいいかも

かぶとたいぞうです。

昨日はブログをサボってしまいました。

昨日は朝から何だか疲れていて、なにもする気になれませんでした。きっと24日、25日と連続クリスマスパーティーで疲れたのだと思います。

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日本では介護要員が足りない

報道によりますと、日本では介護要員が足りず、外国人労働者に活路を見いだそうと、盛んに海外に出て海外の若者を勧誘しているそうです。

しかし今は円が安く、優秀な外国人は来ないと思います。タイの若者も、ベトナムの若者も、日本には憧れていますが、日本で働いても本国に仕送りするにはレートが悪すぎて以前の3割から5割減になってしまうのです。

今の日本では、病院も老人施設も年寄りで満杯。人手不足と費用増大で生き地獄の有り様です。私は母の介護で体験しているし、自分も入院して分かっています。とにかく人が足りないのです。十分なケアができないのです。放置なのです。

いっそのこと

いっそタイに移住してタイで介護を受けた方がいいのではと思ってしまいます。

以前にもこのブログで書いたことがありますが、私の住むこのアパートには、ファランの老人が多く住んでおり、たいていはタイ人女性と生活しています。

それほど若くもなく綺麗とも思えないタイ人女性と暮らすファランが多いので、前から疑問に思っていました。

まだ完全に疑問が解決したわけではありませんが、いわゆる「家政婦」代わりにしているファランもいるようなのです。



メイドの概念

昔、フィリピンでは1ヶ月10万円でメイド付きの生活ができると聞いたことがありました。その時私は「ご主人様」と呼ぶ若いメイドをイメージしましたが、そうとは限らないようです。80歳の老人には若さよりも身の回りの世話をしてくれるメイド、よく働いてくれるメイドの方がいいのです。

パタヤでも色々な人に聞いてみましたが、ある人は毎月給金を払って身の回りの世話をしてもらうと言い、別な人はまったくの恋愛感情で一緒に住んでおり、生活費は出すがお金は払ってないと言います。

若い時に知り合って恋愛し、今は女性も歳をとったけども昔は若かったと言うのです。正式に結婚している人もいます。

ケースバイケース

要はケースバイケースらしいのです。

日本人はなんでもひとくくりにして、ステロタイプ化します。「みんなタイ人女性と愛人契約している」と言う人がいます。でもそうとは限らないのです。正式に結婚している人たちもいるし、友達のような付き合いをしている人たちもいます。

日本だって同じです。毎月30万円も50万円も払って愛人契約を結んでいる人たちもいれば、恋愛感情で付き合っている人たちもいます。

ただ、以前ある人が言った言葉が今も心に残っています。



美人は裏切るが、ブスは裏切らない

「美人は裏切るが、ブスは裏切らない」

若くて美人の女性が相手なら、お金で繋ぎ止めるしかなく、金の切れ目は縁の切れ目なのかもしれません。若くて綺麗な女性はパタヤではいくらでも稼げますから。

いっぽう、それほど若くもなく、それほど綺麗でもない女性なら、自分が裏切らない限り一生ついてきてくれるのかも知れません。

パタヤに長く住んでいる老練のファランならそのへんを良く心得ているのかもしれません。

遊びは遊び、生活は生活と分けているのかもしれません。パタヤにはいくらでも刹那的に遊ぶ場所があります。

タイの年配の女性にニーズがある

わずかなお小遣い程度で、身の回りの世話をしてくれるタイの年配の女性にニーズがあるような気がします。子供が既に成人して立派に働いているタイ人女性なら、生活に困らなく、孫にオモチャを買ってあげるくらいのお金があれば十分なのかもしれません。

ファランに憧れてファランと一緒に暮らすだけでも幸せを感じるタイ人女性もいます。相手によりますが。



「老人ヘルパー」「ハウスキーパー」的なサービスもあるらしい

聞くと、日本と同じような「老人ヘルパー」「ハウスキーパー」的なサービスもあるようですが、このアパートに住むファランたちは自力で相手を見つけているようです。

きっと若いうちは恋愛感情も少しあって、歳をとったら身の回りの世話をお願いしているのでしょう。

自分が死んだ後、パートナーに老齢年金の遺族年金が入るよう、本国で事務手続きを済ませたと言うカップルもいました。日本もそうですが、たいていの先進国では正式に結婚せずとも、一緒に暮らしていること(内縁、事実婚)を証明するだけで遺族年金はもらえます。

どこで知り合ったか

働いている女性も多く、ホテルやレストランに勤めており、そこで出会って一緒に暮らすようになって、今でも日中は働いているようなのです。

ただ、繰り返しますが、ケースバイケースです。日本と同じように色々なパターンがあります。

パタヤには年配の永住ファランが多いから、年配のタイ人女性と付き合っている人が目立つのだと思います。日本人や韓国人は最初から遊び目的で観光で来ている人が多いので、高いお金を払って若くて綺麗なタイ人女性を追うのでしょう。



「老人ヘルパー」「ハウスキーパー」的なサービスに関しても調べてみたい

今度機会があれば、「老人ヘルパー」「ハウスキーパー」的なサービスについて調べてみます。

冒頭に「いっそタイに移住してタイで介護を受けた方がいいのでは」と書きましたが、歳をとって体が言うことを聞かなくなってからタイに来ても遅すぎます。

少なくともタイに1ヶ月や2ヶ月住んでみて、言葉も多少は覚えて、「老人ヘルパー」「ハウスキーパー」的なサービスについてもよく調べて、あるいは長く付き合えるようなタイ人パートナー(女性とは限りません)を自力で見つけて、そのタイ人パートナーに多少なりとも好かれるように努力して、それからです。

将来日本での介護に不安がある人は、早めにタイに来てリサーチした方がいいと思います。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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