かぶとたいぞうです。
昨日の夕飯は骨付きの鶏モモ肉を焼いて食べました。
骨付きの鶏モモ肉を見ていると子供の頃を思い出します。
私は骨付きの鶏モモ肉が大好きでした。でも誕生日とか正月くらいしか食卓には並びませんでした。骨付きの鶏モモ肉が出ると、子供たちはみんな歓喜の声を上げて骨までガリガリかじったものでした。
昔の日本の食卓
おそらく我が家だけではなく、近所の家の食卓も事情は同じだったと思います。
昔は肉が高かったのです。米や野菜の方がうんと安かったのです。今とは逆です。
ご飯と野菜の日々
だからうちを含めて貧乏な家では、毎日ご飯と漬け物くらいしか食べませんでした。加えて、せいぜい野菜のお浸しとか野菜炒め、野菜中心の煮物でもあれば上等でした。
魚は安かったので、旬の安いものは度々買ってましたが、肉なんて3ヶ月に1回食べれば結構なものでした。主なタンパク源は豆腐でした。
肉はせいぜい鶏モツ
しかも、肉と言っても我が家は当時一番安かった鶏モツがせいぜいでした。今はあまり見ませんが、鶏のレバー、ハツ、砂肝、キンカン(生まれる前の卵)、卵管、腸などが全部ごちゃっと混ざったものです。
鶏の臓物をそのまままとめて売っていたのです。100gで10円とか15円でした。
魚や野菜のほうが安かった
それでも当時は魚の方がずっと安かったし、野菜はもっと安かったのです。キャベツは1玉が5円くらいでした。
北海道だけかもしれませんが。
それに比べて鶏モモ肉は100g30円くらいしてたので、我が家ではごちそう扱いでした。骨付きの鶏モモ肉1本で300gだとして、1本90円もしたのです。
他の肉はもっと高かった
ちなみに同じ時期、豚肉は50円程度、羊はマトンが45円、ラムが60円くらいでした。そして牛肉は一番安いものでも200円~300円もしていました。牛肉は昔の方が高かったのです。
だから北海道では牛肉を食べる人は希だったと思います。
+++
パタヤでは
さて、現在ここパタヤでは骨付きの鶏モモ肉が1kg70バーツくらいで買えます。100gで7バーツです。
骨付きの鶏モモ肉1本が300gだとすると、1本につき21バーツくらいです。
今は円が下がっていますが、それでも4.55倍として96円ぐらいなのです。
昔の日本と同じ値段
私が子供の頃の日本の物価とほぼ同じです。
私の好きな骨付きの鶏モモ肉が今の値段で1本100円で食べられるなら、毎日食べてもいいです。毎日がごちそうです。子供の頃と比べると天国です。
子供の頃、鶏肉を腹一杯食べるのが私の夢でした。今はその夢が毎日叶うのです。
まさにドリーム・カム・トゥルーです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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