かぶとたいぞうです。
今日は敬老の日です。老人の方々には心より敬意を表します。
老人とは日本では65歳以上を指すことが多いので、私はまだ老人ではありません。よって敬われる必要もありません。
日本の高齢者の就業率
さて、総務省が行った労働力調査によりますと、高齢者全体の就業率は25.2%で、日本では高齢者の4人に1人以上が働いているようです。このうち65歳から69歳までの就業率は52%と半数を超えています。
私の同級生もまだほとんどが働いており、引退したのは私ぐらいです。
日本人はみんなと同じことをやっていないと不安なので、私のように早期引退する人は少ないです。
私はもう働かない
私より年上の人たちがまだ働いているのに私だけのんびりしていて悪いような気もしますが、私は若い頃猛烈に働いたので、もういいのです。50歳くらいまでに平均的な人の3倍は働きました。
それにしても、今の日本の高齢者は働きすぎのような気がしますが、どうなんでしょうか。諸外国と比べてみます。
主な国の高齢者の就業率
少し古い数字ですが、2021年の主な国の高齢者の就業率は次の通りです。
- 日本25.1%(4人に1人)
- アメリカ18%(5~6人に1人)
- カナダ12.9%(8人に1人)
- イギリス10.3%(10人に1人)
- ドイツ7.4%(13~14人に1人)
どうりでパタヤにはリタイアしてのんびり暮らしている英国人が多いことが分かります。
きっと年金がしっかりしているのでしょう。
日本はこれから「一億総活躍社会」!?
なんでも、日本ではこれからは100歳まで生きる人が増え、高齢者が元気でハツラツと働く「一億総活躍社会」になるそうです。
年金支給開始時期を遅らせるための方便でないことを祈ります。
私は既に60歳から老齢年金の繰り上げ受給をしておりますから安心です。でも年金の支給開始年齢が70歳になったら、多くの人は好むと好まざるとにかかわらず否応なく働くことになるのでしょうね。
生きかたは人それぞれ
まぁ、人生の選択は人それぞれですから、他人のことに口出しはしません。
ただ、私は早めに米国株長期投資を始めて、早めに年金を繰り上げでもらい始めて、早めにタイで暮らす準備を整えておいて、そして何よりも、早めに清貧の思想と「足ることを知る」心得を手に入れたので、本当に良かったと思っています。全て安心です。
私は準備が全てできているので、これからもパタヤで節約しながら一人でのんびり暮らします。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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