かぶとたいぞうです。
今朝は冷や汗をかきました。
タイでの生活費が底をついたので、いつものようにSBIネット銀行からワイズに日本円を振り込んで、ワイズからカシコンバンクへタイバーツを振り込んでもらおうとしたのです。
ところが
ところがSBIネット銀行から振り込む際、スマート認証NEOのチェックで、登録されたスマホとは異なるスマホのため認証ができないと却下されてしまいました。
そうです。使っていたスマホが先日水没し、新しいスマホに買い換えたばかりなのです。
スマート認証NEOはスマホ1台にのみ対応
調べてみると、SBIネット銀行のスマート認証NEOはスマホ1台にのみ対応し、機種変更した場合は登録された電話番号に送られるSMS(ショートメール)を新しいスマホで受け取って機種の再登録を行う必要があるのです。
ところが海外では日本の電話番号に送られてくるSMSはどうも受け取れないようなのです(私がやり方を知らないだけかもしれませんが)。
※追記)私が日本で使っているOCNモバイルは、「国際ローミングオプション」を事前に申し込んでおかなければ、海外でSMSを受け取ることができないそうです。
タイの電話番号に変えてみよう
登録電話番号をタイの電話番号に変えようとしましたが、それもできません。入力フィールドにタイの番号が収まらないのです。
いっそのことスマート認証NEOを解除しようと思いましたが、スマート認証NEOは一度登録したら解除はできないらしいのです。
途方にくれました。
生活費がない
円がどんどん下がっていく中で、こんど少しでも円が上がった時にと思ってギリギリまで両替の機会を狙っていました。だからカシコンバンクの残高は既に1万バーツを切っています。
+++
古いスマホを起動して
結局は水没した古いスマホを立ち上げて、simをさし、モバイル通信でどうにかSBIネット銀行から送金しました。もちろんSBIネット銀行に登録されているスマホなのでスマート認証NEOは通りました。
水没したスマホはwifiとブルートゥースが使えないだけで、simをさせばモバイル通信はできるのです。
古いスマホが使えなかったらと思うとゾッとする
今回はとりあえずどうにかなりましたが、もし古いスマホがまったく使えなかったらと思うとゾッとします。
スマホ1台のみしか登録できないので、海外でスマホを何台も持っていたとしても、海外では機種変更できません。SMSを受け取れないからです。
できる方法もあるのかもしれませんが。ネットで調べても出てこないし、もう面倒になってきました。
セキュリティ対策
ネットを使った詐欺事件が増えているので、セキュリティ対策は日々複雑化しています。
最近はsimを盗んだり他人に成りすましてsimを再発行する詐欺手口も出てきているので、使っているスマホに紐付けるのは十分考えられる対策です。機種変をすればSMSで確認すればいいわけですから。
しかし
しかし日本の電話番号宛に送られてくるSMSが読めない海外で機種変した場合や、そもそもデータ通信だけでSMS機能のないSIMを使っている人はどうなるのか。
調べてみると、海外での利用はそもそも想定されていないし、SMSを使えない人は相手にしていないようです。
来年の6月に日本に帰ったら、SMSを受け取れる環境ですぐにスマート認証NEOの登録機種変更手続きをします。忘れないうちに。
今後の対策
それから、今後海外で登録機種が使えなくなった時のことも想定しなければなりません。
今のところ考えられるのは次の3つ→4つです。
- 日本にいるうちに、あるいは送金できるうちにSBI ネット銀→ワイズで多めに送金しておく
- 次回は現金も少し持ってくる
- 万が一の場合は、手数料は高いけどVISAのキャッシングやクレジットカードのキャッシングもできるようにしておく
- 追記)SMSだけでも海外ローミングできるようにしておく
今までは手数料や利便性を考えてSBIネット銀行→ワイズ一択でした。しかし今回はとんでもない弱点を見つけてしまいました。
SBI証券との連携がいいのでSBIネット銀行を換えることは今のところ考えていませんが、スマート認証NEOは海外では厄介な存在であることを知りました。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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