かぶとたいぞうです。
週明けの昨夜29日も、先週末に引き続き米国株は下がりました。
先週の金曜日にジャクソンホールで行なわれたパウエルFRB議長の講演が未だに尾を引いているようです。
講演内容は、利上げ継続を示唆するものでした。
パウエル議長は当たり前のことを言っただけなのに
でもそれはパウエル議長が前から言っていたことであり、至極順当で、目新しい発言ではありませんでした。
にも関わらず、先週の金曜日は米国株が大きく下がりました。
だから私は、下がったのは一時的で、週明けの昨夜は反転して上がるだろうと思っていたのです。でもそうはなりませんでした。
「株安、ドル高」路線確定なのか
市場はパウエル発言をタカ派発言と受け止めたようです。
その結果米国株が下がり、ドル/円相場は上がりました。
米国金利が上がればドル・円金利差がますます拡大するので、円が売られドルが買われるのは当然です。
このまま株安、ドル高が既定路線になってしまうのでしょうか。
そうとは限らない
でも、そうでもないかもしれません。
昨夜私は夜中に目が覚めて、ちょっと気になったのでリアルタイム株価を見てみたのです。
すると、寝る前にはかなり低い位置からスタートしていた株価が、ぐんぐんと上がり、あわや先週末比でプラスになりかけていました。かぶとたいぞうポートフォリオはすでにプラスになっていました。
「やっぱり上がった」
そう思って寝たのです。
ところが最後にぐっと下がって引けたようです。
迷いもあるし、反対の立場の人もいる
途中から上がって下がったということは、市場参加者にも迷いがあるのかもしれません。
また、株価が途中で上がっていったということは、少なくとも安いと思って買った人がいるということです。
今後も上がると思って買っているはずです。
下がりかたも緩い
また、昨夜の下がりは先週末ほどではありません。
昨夜の終値は先週末比で、NYダウが-0.57%、S&P500は-0.67%、ナスダックは-0.96%、かぶとたいぞうポートフォリオは-0.19%でした。
先週の金曜日は3%も下がったのですから、それに比べると昨夜は下がったうちには入りません。
報道は悲観的だが
報道によってはかなり悲観的です。
「パーティーは終わった」
「6月半ばの株価までまた下がる」
「これからは下がるいっぽうだ」
のようなことが書かれています。
でも、はたしてそうでしょうか。
株価が一方的に下がっていくとは思えない、米国の景気が後退するとも思えない
昨夜の値動きと下げ幅を見る限り、一方的に下がっていくとは思えません。
日本人長期投資家の私にとっては、株価が下がってドルが上がればトントンなので、損も得もありません。それ以前に、そもそも株を売る気がないのだから株価が上がろうと下がろうと関係ありません。
でも、世界経済のゆくえや米国の景気は配当に影響するので、つい先々のことを考えるのです。
私は株価は気になりませんが、米国の景気が後退することは望みません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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