かぶとたいぞうです。
私は男のくせに虫が嫌いです。
カブトムシやクワガタとかは好きです。ここで言う虫とは、クモ、ゲジゲジ、ワラジムシなどのことです。家の中でそれらを発見すると背筋が凍ります。排除するのもひと苦労です。
野菜づくり
最近は物価が高くなってきましたから、せめて野菜だけでも自給しようと思って毎日農作業にいそしんでいます。
今年はキューリ、カボチャ、トマト、ほうれん草、チシャ、小松菜、ズッキーニ、シュンギク、ジャガイモ、大葉、バジル、インゲン豆、小ネギを栽培しています。
毎日の農作業
毎朝水やりをし、ブログを書いた後は草むしり、トマトやキューリやカボチャの誘引、わき芽かき・摘芯・摘果、肥料やり、などを1時間〜数時間やっています。
雨の日は作業できませんが、晴れた日は畑にいることが多いです。
ハチ
トマトの誘引などをしていると、よくハチが来ます。クマンバチ系のズングリした黒と黄色のハチです。
以前はハチが嫌いでハチがいなくなるまで家に中に隠れていましたが、今は平気です。こちらがハチを攻撃しない限り、ハチは刺しません。
ハチはありがたい
ハチは忙しくトマトの花から花をめぐり、受粉してくれているのです。ハチのおかげで花はまんべんなく受粉し、実を結びます。
トマトだけではありません。キューリもカボチャもです。春には梅もお世話になりました。
以前は嫌いだったハチが、最近はありがたいと思うようになりました。
蚊はありがたくない
いっぽう蚊は容赦なく刺してきます。ぜんぜんありがたいとは思いません。厄介なだけです。
我が家の裏には洪水防止の溝があり、水がたまっているので蚊がわきます。
だから農作業をしていると蚊に刺されます。蚊は早朝や夕方によく出ますが、曇りの日や、晴れた日でも日陰に出ます。
蚊のための防備
軍手など布製の手袋は貫通して刺してきます。刺されたら痒くて農作業になりません。
私は蚊を避けるため、連日暑い中、ビニール製の手袋をして、上下長袖長ズボン、長靴をはいて、汗だくになって草むしりをしています。それでも顔や首元を蚊に狙われます。
トンボさえ出れば
もう少しすればトンボが出てきて蚊を食べてくれるので、昼間は蚊が出なくなるのですが、この時期はまだ北海道にはトンボがいません。畑には蚊が出放題なのです。
ある日、我が家の裏庭のテラスに大きなクモの巣を発見しました。私はクモも嫌いですが、クモの巣も大嫌いです。
クモの巣を見てハッとした
私はクモの巣をいまいましく思い、いつものようにクモの巣払い用の棒ではらおうとしました。
クモの巣には蚊が数匹引っかかって死んでいました。
それを見てハッと気づきました。
クモを排除するから蚊がが増える
私がクモを嫌って見つけ次第に殺し、クモの巣もすぐに取り払うから蚊が増えるのだと。
それ以来、私はクモの巣をなるべく払わず、外でクモを見つけても殺さないことにしました。
クモの巣はありがたい
我が家のテラスには今も大きなクモの巣がはっていますが、むしろありがたく思っています。
クモの巣のおかげで蚊やハエが減り、家の中にも入って来づらくなったのですから。
農作業をやるようになったことで芽生えた新しい感情
ハチやクモをありがたく思うなんて、以前は考えられませんでした。本格的に農作業をやるようになったことで芽生えた新しい感情です。
自然に感謝して生きる。いいことだと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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