【老後生活】どうして歳をとると早起きになるのか。その理由が分かったような気がする

かぶとたいぞうです。

若い頃は朝が辛く、もうほんの5分でも長く寝たいと思っていました。だから休みの日なんかは昼まで寝ていました。

それが今は黙っていても日の出とともに目が覚めるのです。

私はもう引退しております。朝早く起きなければならない理由は何もありません。人と会うこともないし、どこかに行く予定もほとんどありません。毎日が休みの日のようなものです。

でも日が昇ると自然と目がさめ、目が覚めると起きたくなり、朝から気分良く動き回るのです。



今朝も早く目がさめた

特に今日のような天気のいい日は、ベッドで目が覚めるとすぐに起きたくなり、部屋の窓を開けて小鳥の声を聞きながら美味しい空気を胸いっぱいに吸い込みたくなるのです。

そしてさっそく動きたくなるのです。

畑仕事

今は野菜の芽出しや苗作りをしています。最初に温室の鉢に霧吹きで水をやったり、畑に早蒔きしたほうれん草に水をやります。毎日芽が出ていないか観察します。芽が出るのが楽しみです。

その後、畑にある梅の木の近くまで行きます。蕾がほころんで、今日にでも開花しそうです。



毎日梅の木を見るのも楽しい

梅の樹の剪定kabutotai.net

梅の木は毎日見ています。葉芽と花芽を観察して、秋の剪定の構想を巡らせるのもまた楽しいです。

梅の木を毎日見ていると、どこに花が咲きそうで、どこから葉が生えてくるのか分かります。剪定の時にどこを切ったらいいか分かるし、樹全体をどんな形にしたらいいのかも分かってくるのです。

ノムラモミジも

反対側の庭にあるノムラモミジ(常に赤い葉のモミジ)も芽が出てきました。もう1週間もすれば鮮やかな若葉が出てくるでしょう。

ナナカマドはもう葉をつけています。

その下には咲き始めたヒヤシンスやスイセンの花。チューリップはまだですが、蕾が大きくなってきています。草の香りが心地よいです。



シジュウカラ

庭の木にかけた巣箱で巣作りに励むシジュウカラのツガイは今日も朝から働いています。私より早起きで、私が目覚めた時にはすでに鳴いていました。

居間に戻り、コーヒーを入れます。朝日を浴びながら庭を見て至福の時間です。庭の草木が輝いて見えます。

そして今日もブログを書くのです。

私にはその全てが美しいし楽しいし、ありがたいのです。

散歩をしているおじいさんの姿

通りのむこうには今日も朝早くから散歩をしているおじいさんの姿が見えます。あのおじいさんも私と一緒で朝の時間が楽しいのでしょう。毎朝この時間に散歩をしています。人それぞれやり方は違いますが、年寄りは朝早くから起きて思い思いの活動をしているのです。

歳をとるとなぜ早起きになるのか。



歳をとると早起きになる理由

それはきっと朝が楽しいからだと思います。それが自然だからだと思います。

思えば子どもの頃もそうでした。まだ小学校にあがる前。

毎朝布団から飛び出して外に出たがって母によく怒られました。だから窓から外を見ていました。よく覚えています。

人間は昼行性の動物である

人は原始時代から江戸時代くらいまで、日の出とともに起き、日が沈んだらもう寝る準備をしたのではないかと思います。

それが自然です。シンプルです。昔は電気がありませんでしたから。



夜の活動がなければ早く寝て早く起きる

現代社会は便利になり、複雑になり、忙しくなり、夜遅くまで活動をするようになりました。

そして夜遅いから朝が辛くなり、朝が辛いから休みの日だけでも昼まで寝たいのだと思います。

だから年寄でも今も現役で遅くまで働いている人は、朝が辛いかもしれません。

私は夜することがないから早寝早起き

私は朝が早いから夜は早く寝ます。11時くらいになると眠くなってしまいます。たまに1時、2時まで酒を飲んで起きていることもありますが、たいていは12時には寝ています。

夜することがなければ自然と眠くなります。昔の人も夜遅く活動することなどなかったのではないでしょうか。

特に人口の大多数を占めた農家は朝が早いから夜も早く寝たはずです。

それが自然です。



子供の頃に戻る

歳をとって夜の用事がなくなると自然に戻るのだと思います。まだ学校に行ってない子供の頃に戻るのだと思います。

そして夜よりも朝のほうが体の調子がいいし気分もいいから起きて動きたくなるのだと思います。

それが自然のような気がします。

ごきげんよう。


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