かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株市場はやや回復しました。
しかし、下のグラフを見て分かるように、先週下がり過ぎたぶんを少し取り戻しただけで、いわゆる自律反発の範囲です。
ゴムボールを床に落とせば跳ね返るように、株も下がり過ぎればたいてい跳ね返ります。
ここ1ヶ月のNYダウ値動き
昨夜のNYダウの終わり値はかろうじて34,000ドル。とても回復したとは言えません。
上がる要素のない米国株市場
ウクライナ戦争は始まって早2ヶ月が経過しました。何らの進展のないままズルズルと泥沼化しています。
新型コロナもまだまだ収束しそうにありません。
インフレもますます進んでおり、米国の利上げ速度も早まりそうです。
今は株価が上がるような要素が見当たらないので、下がっていくのは当然なのです。
しかし米国経済は依然として力強い
しかし、安心してください。米国経済は依然として力強く、これだけのマイナス要因を抱えながらも株価は下がる一方ではなく、しぶとく反発するのです。
最近は次々と決算発表がありますが、米国の優良企業はやっぱり好決算です。業績にいささかの衰えもありません。
生活関連の地味なメーカーは今も増配している
特に生活関連の地味なバリュー株、メーカー株は業績を伸ばして配当も増やしています。
つまり今は業績のいいバリュー株を安く買うチャンスなのです。
私もアッヴィ、ペプシコ、P&Gなどにもらった配当をせっせと再投資しています。
ドルも下がった
それから、理由は分かりませんが、ここ2日間くらいドルも下がってきました。
バリュー株投資の絶好のチャンスかもしれません。
当面しばらくの間は株価がうんと上がることはないような気がします。だから焦る必要はありませんが、ドルの安いうちにバリュー株を買っておくのもいいかもしれません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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