かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株市場は「新型ウィルスなどどこ吹く風」と言わんばかりの高騰で、ダウ平均はまた史上最高値を更新しました。
武漢発の新型コロナウイルスは大したことない?
米国では現在インフルエンザが大流行で、既に1万人以上が死んでいます。それに比べると武漢の新型コロナウイルスはそれほどの脅威とは言えません。
しかし、武漢発の新型コロナウイルスには幾つかの「腑に落ちない点」があり、それが不気味さを増強しているような気がします。
武漢発の新型コロナウイルス肺炎が不気味な3つの理由
- どうして患者や死者が武漢や湖北省に集中しているのか。
- SARSもそうだが、なぜ新型コロナウイルスは中国でばかり発生するのか。
- 新型コロナウイルス肺炎にかかって完治した人は何人いるのか。なぜ発表しないのか。
順に補足説明していきます。
1.どうして患者や死者が武漢や湖北省に集中しているのか
今回の新型コロナウイルスの発生源は野生生物だと言われています。蛇だとかコウモリだとかいろいろな噂が立っていますが、もしそれらの野生生物が原因だとしたら武漢周辺でだけ集中発生するのはどうしてなのでしょうか。
武漢の海鮮市場でそれらの野生生物が違法に売られていたとのことですが、中国人で野生生物を食べる人は中国全土にいます。武漢市以外でもそれらの野生生物は売られていたであろうし市場もあったはずです。武漢だけにしか生息しない動物が発生源だったのでしょうか。
陰謀論や噂も出てきている
野生生物が新型コロナウイルスの原因だとすれば、中国全土で発生してもおかしくありません。武漢でだけ発生した理由が分からない点が今でも不気味です。
だからいろいろな陰謀論や噂も出てくるのだと思います。
2.SARSもそうだが、なぜ新型コロナウイルスは中国でばかり発生するのか
SARSも中国でした。どうして中国でばかり新種のウィルスが発見されるのか。
野生動物は世界中で食べられている
野生動物なら日本人だって食べます。フランス人もジビエ(野生鳥獣)は大好きです。アフリカ人だって、イヌイットだって、ニューギニアの人たちだって、自然の中で生きる人たちはみんなその地域でとれる生き物を食べて生活しています。
中国人だけが特にゲテモノ食いのように言われていますが本当でしょうか。
もしそうだとしても、中国人は最近になって急にゲテモノを食べるようになったのでしょうか。昔から食べていたのではないでしょうか。
冷静に考えたら、いつも忘れた頃に中国から新しいウィルスが発生する点が不気味です。
これも上記と合わせて陰謀論や噂話が出てくる背景にもなっています。
3.新型コロナウイルス肺炎にかかって完治した人は何人いるのか。なぜ発表しないのか
今回の新型コロナウイルスの致死率は3%程度ではないかと言われています。H5N1型の鳥インフルエンザは致死率が60%以上と言われているので、今回の新型コロナウイルスの致死率はそれほど高くありません。
武漢発の新型コロナウイルスは発生から既に2ヶ月以上が経ちました。もうそろそろ致死率や病状、経過などが明らかになってもいいはずなのですが、報道されるのは新たな感染者の数と死者の数だけです。
感染者の数と死者の数だけでは致死率が分からない
感染者の数と死者の数だけでは致死率は分かりません。感染者が1万人で死者が300人なら致死率が3%というわけではないのです。感染者がどんどん増えていけば分母はどんどん大きくなります。
感染者のうち完治した人が9700人、死者が300人なら、計1万人中300人が亡くなったので致死率3%となるのです。
もう完治した人が結構いるはずなのに、どうして統計や発表がないのか不思議です。
当初言われていた事が事実でなくなってきている
それと、当初は高齢者や持病のある人しか死なないと言われていましたが、若い人もけっこう亡くなっているようです。
軽症だった人が突然重症化して亡くなる例もあるようです。
こうなると症状や経過、致死率なども当初発表されていたほど軽くはないのではないかと疑ってしまいます。
WHOのテドロス代表が疑わしさを増幅させている
中国に配慮して「武漢発の新型コロナウイルスは世界の驚異ではない」と言い続けていたWHOのテドロス・アダノム代表が、今度は急に手のひらを返して「世界は新たな危機に目を冷ましたほうがいい」などと全く逆のことを言い出した事が疑わしさに拍車をかけています。
情報がどんどん変わっていくかもしれない
死者のほとんどが中国です。統計も発表も中国です。病状の経過説明も中国です。全て中国から発信された情報をもとに日本も世界も現状を判断しているのです。
新型コロナウイルスに関してはまだ不明な点が多いといいます。
いたずらに不安を煽るつもりはありませんが、今まで出されていた情報や事実が今後どんどん変わっていく可能性がある点が不気味です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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