日本は祝日でも、海外のマーケットは開いている

かぶとたいぞうです。

今日は「海の日」という祝日です。日本は祝日ですが、日本以外の国は平日です。海外のマーケットは今日も開いています。



「海の日」は昔は無かった

海の日という祝日は、私の小さいころはありませんでした。できたのは1996年、それも7月20日に固定されていました。

その後、2003年にハッピーマンデー法ができて、7月の第3月曜日となり、日、月と連休になりました。

最近祝日がずいぶん増えてきて、ちょっと多すぎるのではないか、と思って調べてみたら、日本が世界で一番祝日の多い国のようです。

国民の祝日が世界一多い国、日本

下が、主な国の祝日数上位ランキングです。祝日数の多い国順です。下の表に載ってない国は祝日数がもっと少ないことになります。

日数
日本 17
香港 13
シンガポール 11
オーストリア 10
米国 10
韓国 10
フランス 9
スペイン 9
ブラジル 8
イタリア 7



やはり、日本がダントツの1位でした。日本が年間17日に対し、米国でも10日、休みが多いイメージのあるイタリアは7日です。

祝日は多いのですが、ハッピーマンデーで休日を重ねても、せいぜい2連休、3連休なので、海外旅行に行くには短かすぎます。



祝日がいくら多くても、海外旅行にすら行けない日本人

国民の休日で全員が一斉に休むより、個々人の都合に合わせて年次有給休暇をとったほうが健全で、合理的です。休むなら、少なくとも10日間くらいの海外旅行で、身も心もリフレッシュしたほうがいいのではないでしょうか。日本人の有給休暇消化率は平均50%と、逆に世界でも低すぎます。

日本人はみんなと同じことをやらないと気が落ち着きません。桜が咲いたらみんな同じ場所で花見です。休みも国民の休日で一斉です。だから、どこも混み、効率が悪いのです。

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日本独自のシステムにしがみついていたら世界から取り残される

今はグローバル社会です。日本が祝日でも海外のマーケットは開いています。アジア株をやっている人は、今の時間も売買の最中です。夕方になれば欧州の市場が開き、夜になれば米国の市場が開きます。

いつまでも日本独自の社会システムで、国民全員が一斉に休んでいると、ガラパゴス島のような社会環境になり、独自の進化を遂げるかもしれませんが、世界には通用しません。世界から遅れをとります。

グローバル視点でものごとを見て、しなやかに、したたかに暮らしましょう。
ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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