かぶとたいぞうです。
昨夜、米国株式市場でダウ平均が最高値を更新、初の2万7000ドル越えを果たしました。
パウエルFRB議長の利下げ示唆が引き金になって、米国株の先高期待感が膨らんだかっこうです。
昨夜のダウ平均株価チャート
暴落すると言われて久しい米国株ですが、逆にどんどん上がっています。暴落を狙って米国株を始めようと思っている人は、いつまで経っても米国株に手を出せません。
米国株暴落説はどうした?
株が暴落するという話や経済が崩壊するというような話はいつの世にもあります。しかし、2年ほど前からまことしやかに語られ始めた米国株暴落説にはそれなりの信憑性がありました。それほど米国株の好調が長く続きすぎたのです。
かく言う私も、昨年(2018年)の2月に発生した米国株価急落のあたりから、本格的な暴落を予感して米国株大量買い増しのチャンスをずっと狙っていました。
おかげで、この1年半は思ったほどの買い増しは実現できませんでした。唯一買えたのは、2018年の年末における一時的な急落時期のみです。今年に入ってからは下がり局面があまりなかったので、米国株はほとんど買えておりません。
こんなことならドルコスト平均法(または円コスト平均法)で株価に関係なく定期的に買い続けたほうが結果的には良かったかもしれません。
米国株がこの先上がるか下がるかは誰にもわからない
しかし、先は常に分からないものです。もし今後米国株が音を立てて暴落したら、「やっぱり待っていて正解だった」となるのです。株が上がるか下がるかは誰にも分かりません。
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この7月末から米国は利下げするようです。実際、金利が下がる局面では、その後株価が大いに上がるケースと、逆に少しだけ上がった後暴落するケースがあります。
株価が大いに上がるケースというのは、実際には景気がそれほど悪化してないにも関わらず金利が下がったので、景気がむしろ過熱し株高になるのです。
逆に株価が暴落するケースというのは、実際に景気が悪くなってからの利下げなので景気テコ入れが追いつかず株価は暴落します。
この7月末に予定されている利下げが、どちらのケースなのか、あるいは、市場関係者がどちらのケースと感じているのか、それによって結果は180度変わります。
いずれにしても、短期的には株価はもっと上がるでしょう。その後さらに上がり続けるか、あるいは思いっきり下落するか。
もちろん私は下落を期待しておりますが、こればっかりはなってみなければ分からないのです。
将来の株価は誰にも分りません。分かっているようなことを言う人は嘘つきです。分かっていれば誰でも一夜にして億万長者になれるのですから。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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