かぶとたいぞうです。
半分諦めてはいましたが、日本も夏になって高温多湿になれば、コロナが収束していくかも知れない。是非そうあって欲しいという淡い期待がありました。
夏になって高温・多湿になればコロナは収束するかも?
タイなど年中高温多湿の国がコロナを封じ込めたのは、気候によるところも大きいのではないかと考えたのは、私だけではないと思います。
先進国のほとんどが北半球に集中しています。もし新型コロナが高温多湿に弱いなら、北半球が夏になる7月、8月には急速に衰えるはずです。米国も欧州も北半球で今が夏です。
夏になっても、いっこうに収束しないコロナ
ところが、もうお盆も近いというのにコロナは収束するどころか、ますます拡大しているのです。今、年間でもっとも暑いはずの東京で、連日何百人もの新規感染者が出ているのです。
世界は、日本は、今後いったいどうなるのか。このまま黙っていていいのか。
コロナの長期化に不安
ここにきてコロナの長期化を予感し、将来に不安を感じている人は多いのではないかと想像します。
特に日本では、政府と自治体のちぐはぐな対応が国民の不安に拍車をかけているのではないでしょうか。
「Go to トラベル」をやりながら「お盆の帰省をがまんする」
政府は「Go to トラベル」で旅行に出かけるよう奨励し、東京都知事は「お盆の帰省をがまんする」よう要請しています。言っていることがまったくアベコベなのです。
タイでは首相が陣頭指揮をとってテキパキと国を動かしているのに対して、日本の首相は何も言わないし何もしません。まったく役に立ちません。
コロナが長期化したら、世の中はどうなってしまうのか
夏のボーナスをもらえなかった人も多いのではないでしょうか。子供の学費がまだかかり、家のローンも残っている人は、気が気でないと思います。
いや、夏のボーナスどころか職を失った人もいると思います。コロナがこのまま長期化したらいったいどうなってしまうのかと頭を抱えている人もいらっしゃるでしょう。
テレビを見ても不安が募るだけ
とりあえず情報を得ようとテレビをつけても、不安を煽る話や批判話しばっかりです。生きるヒントになるような話は誰もしてくれません。
私のようなリタイア生活をしている者でさえ不安なのだから、現役社会人はもっと不安でしょう。
コロナの長期化に耐えうる生活にシフトするしかない
一生働かなくてもいいぐらいの資産を持っている人は別です。しかしそうでない人が不安を解消するには、コロナの長期化に耐えうる生活にシフトするしかありません。
次の2つが指針となります。
- コロナの影響を受けにくい収入を狙う
- 支出を最小限になるまで削る
コロナの影響をモロに受けている業種
コロナの影響をモロに受けているのは次の業種です。
- 観光業
- 宿泊施設
- 旅客交通機関
- 飲食店
- 室内娯楽施設
主に不要不急で三密を伴う業種やサービスなのです。
コロナの影響をやや受けている業種
モロではないですが、悪影響を受けているのは次の業種です。
- 衣料品製造・流通(アパレル)
- 不動産業
- 自動車産業
- その他鉱工業
- 建築・建設産業
- 内装・外装工事業
- 石油関連産業
- 輸出入、貿易、商社
- 歯科医
- 理美容院
- 小児科クリニック
コロナで需要が伸びた業種
いっぽう、次の業種はコロナ下で需要がむしろ伸びています。
- ネット通販と宅配運送
- ネット娯楽、ネットサービス
- 食品製造・加工
- 食品流通
- 食品テイクアウト、デリバリー
コロナ下でも需要が比較的安定している業種
また、次の業種はコロナ下でも比較的安定した需要があります。
- 農業、漁業
- 日用品・消耗品製造
- 日用品・消耗品流通(ドラッグストア)
- 医療、介護、医療機器、薬品
- 軍需産業
- たばこ製造
- 酒類製造
- 通信
- ネット系システム開発
- コンピュータゲームソフト開発
- 教育、保育
- 税理士、司法書士、行政書士など事務所
- 行政サービス(公務員)
- 運送・運輸
- セキュリティ・警備
コロナに強い業種とコロナに弱い業種があるのです。長期的に考えたら、一時的に収入が減ってもコロナに強い業種につくのが吉です。
支出を最小限まで削るには発想の転換が必要
支出を最小限まで削るには発想の転換が必要です。
支出の中で大きいのは次のものです。
- 家賃、管理費など
- 外食、交際費
- 通信費
- 習い事、趣味・余暇・レジャー
それらを徹底的に削れば支出は大きく減るのです。
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収入を増やすよりも支出を減らすほうが、より現実的にコロナの長期化に対応できるはずです。
ひとつひとつチャレンジしてみてください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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