【パタヤの買い物】タイでは店側ではなく、客の側が値段を決める場面がよくある

かぶとたいぞうです。

タイでは店側ではなく、客の側が値段を決める場面にしばしば遭遇します。

「タオライ?」

とは

「いくら?」

という意味ですが、客が店に「タオライ?」と聞く代わりに、店の人が「タオライ?」と客に聞くのです。



パタヤのローカル食堂にて

先日も、いつものローカル食堂で飲んでいたら、近所の住民が氷を買いに来ました。その食堂は雑貨や生活用品、水、食品なども売っています。

客が「ナムケン」と言うと、店主は「タオライ?」と客に聞きました。

客は「シップ」と答え、店主は10バーツ分の氷(セブンイレブンに売っている大型ブロックアイスの1.5倍くらいの量)を渡しました。

店主の言う「タオライ?」は「いくら分?」という意味

店主の言う「タオライ?」は「いくら分?」という意味だったのです。

最初から「ナムケン、シップ」と値段(量目)を指定する客も多いです。

現在の日本では、ほとんどの物がパッケージ売りされていますが、タイではまだ量り売りが多いのです。



タイでもセブンイレブンやスーパーマーケットでは

タイでもセブンイレブンやスーパーマーケットではすべてパッケージ売りで、全商品に値段(バーコード)がついていますが、ブッカオ市場とか屋台では、今でも量り売りが多いので、客が値段を決めます。

私もブッカオ市場でトマトやキュウリなどを買う時は、物を指差して「イーシップバーツ」(20バーツ分)などと言います。

懐かしい

懐かしいです。

実は日本も昔はそうだったのです。

私が小さい頃、家の近所に市場がありました。入口付近に果物屋があって、よくサクランボとかイチゴを小遣いで買いました。

サクランボを指差して「10円分下さい」と言うと、果物屋のオヤジが小さな紙袋にサクランボを一掴みくらい入れてくれるのです。

今ではまったく見なくなった光景です。



日本にも量り売りはあるが

日本にも、今でも肉やおかずなどを量り売りしている店はあります。しかし100g150円などと表示されているのを客が見て、「200g下さい」と量を指定したら店は「300円です」と値段を決めるのです。

もし日本で客が「100円分下さい」と言ったら、逆算して66.7g包んでくれるでしょうか。対応してくれる店もあるかもしれませんが一般的ではないと思います。

タイだと「5バーツ分」(22円ぶん)でもOK

タイだと「5バーツ分」でも対応してくれます。と言うか、それが一般的です。

ニンニクなんて5バーツ分も買えば1ヶ月もちます。だから私はいつも5バーツ分しか買いません。



私はタイのやり方に慣れた

私は今となってはタイの量り売りに慣れました。ひとり暮らしには、少量でも買える値段指定の量り売りのほうが嬉しいです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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