【パタヤ生活】タイで一番気を付けなければならないこと。それは交通事故

かぶとたいぞうです。

タイで一番気を付けなければならないこと。それは交通事故です。

タイ人は道徳心の高い人が多いのですが、どういうわけか交通マナーは悪いのです。最悪です。



タイの運転手は赤信号で止まらない

一時停止なんて守っている人を見たことがありません。信号も平気で無視します。下手に赤信号で止まると、後続車に追突されます。クラクションを鳴らされます。

だからタイでは、歩行者は信号が青になったからといって横断歩道を渡ってはなりません。渡ると確実にひかれます。

サードロード

昨日は夕食にサードロード沿いの炭火焼き店に行きました。

注文したものを待っている間にむかいのセブンイレブンに行ってお金をおろしてこようと思いました。

炭火焼き店の前には押しボタン式の信号と横断歩道があります。ボタンを押して少し待つと、信号が青になります。



信号が青になって

信号が青になって横断歩道を渡ろうとしたら、いつものようにバイクがものすごいスピードで横断歩道を通過してひかれそうになりました。

タイの交通マナーバイクkabutotai.net

続く別のバイクも、乗用車も「絶対に渡すもんか、意地でも通らせないぞ」と言わんばかりに猛スピードで通過します。

青で渡るとひかれ、赤にならないと渡れない横断歩道

毎度同じです。やっと渡れる頃には信号は赤に変わっています。青で渡ると確実にひかれ、赤にならないと渡れない横断歩道なのです。パタヤではこれが常識です。

タイで車にひかれて大ケガをしても、たいていのタイ人は補償能力がないのでひかれた方が泣き寝入りです。たとえ裁判に勝ってもお金がとれないので弁護士も付かないでしょう。



タイでは歩行者が気を付けるしかない

タイでは車やバイクには歩行者が気を付けるしかないのです。

交差点や横断歩道も危険ですが、脇道から出てくる車も危険です。人が歩道を歩いているのに、強引に通りに出てきます。わざと人の足や腰に車をぶつけてどけさせようとする車もあります。

私も尻をぶつけられた

私も一度脇道から出てきた乗用車に尻をぶつけられました。

タイの車はほぼ全て車内が見えません。外からは車内が見えないように窓ガラスに黒いコーティングを施しているのです。悪いことをするから顔を隠しているとしか思えません。

だからどんな人がどんな顔で運転しているのかさっぱり分かりません。



腹が立ったので

人に車をぶつけておいて黙っているので、私は車を止めて窓を開けさせました。窓を開けて顔を出したのは60歳ぐらいのおばさんでした。おばさんも車に乗ると強くなるのですね。

タイでは車に乗る人が一番偉く、次にバイク、歩行者は卑しい人なのでひいてもいいという感覚のようです。

タイにも交通ルールはある

私はタイでバイクの運転免許を取りました。自力で試験に合格しました。だからタイの交通ルールは知っています。

一時停止は必ず止まらなければならないし、赤信号も必ず止まらなければなりません。脇道から本道に出るときは歩行者に細心の注意を払わなければなりません。教科書にはそう書いてあったし、試験にも出ました。



だけど守っている人は一人もいない

だけど守っている人は一人もいないのです。いるとしたら免許取り立ての人くらいでしょう。

きっとタイでは交通違反のペナルティが小さいのでしょう。警察官にワイロを渡せば無かったことになるのでしょう。

だからみんな平気で酒酔い運転はするは、無免許運転はするわ、無法地帯なのです。

観光立国を目指すなら

タイは本気で観光立国を目指すなら、交通マナーをしっかりしなければならないのですが、20年前からちっとも変わりません。

きっと本気で直す気はないのだと思います。



気をつけてください

みなさん気をつけてください。

ソイ・ブッカオでもパタヤビーチでも、車やバイクにひかれている人を何回もこの目で見ていますから。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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