かぶとたいぞうです。
庭の木にかけた手作りの巣箱にシジュウカラが巣作りを始めて10日以上経ちました。
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クチバシに巣の材料となる枯れ葉や綿毛のようなものを咥えてせっせと巣作りに励んでいたシジュウカラのツガイでしたが、2日くらい前からメスが巣箱に入りっぱなしの時間が多くなりました。そして巣箱に枯れ葉などを運び入れなくなりました。
シジュウカラは巣を作り終えたか
きっと巣作りが終了して産卵を始めたのだろうと思っていました。
昨年もそうだったのです。
巣作り中は枯れ葉のようなものを頻繁に巣箱の中に運び入れます。その後メスが巣箱に入りっぱなしになったら産卵と抱卵です。ヒナがかえったら、今度はクチバシに虫を咥えて巣箱に頻繁に入っていくようになるのです。
そして巣箱に運び入れる虫がだんだん大きくなって、親鳥が巣箱から出てくる時には虫の代わりにヒナのフンをクチバシに咥えて出てくるのです。フンもだんだん大きくなっていきます。ヒナがだんだん大きくなっている証拠です。
今朝は久しぶりにシジュウカラのメスを見た
さて、今朝は久しぶりにメスを見ました。この2、3日とても寒かったから単に巣箱へは来てなかったのかも知れません。あるいは、巣箱の中にずっと入っていたのかもしれません。
シジュウカラのツガイは夢中になって木の枝をつついていました。きっと枝にいる小さな虫を食べているのだろうと思いました。お腹が空いていたのかも知れません。
そこへスズメが2匹
そこへスズメが2匹飛んできました。
初めのうちはシジュウカラとスズメが激しく鳴きあっていましたが、そのうちにスズメが優勢になり、スズメの一匹が巣箱に中に入ってしまいました。
シジュウカラのツガイは近くの枝にとまって激しく鳴くばかりです。
スズメが入れるはずのない巣箱
私が作った巣箱は入口がきっかり28ミリ。シジュウカラはぎりぎり入れますが、スズメは入れないはずです。
それなのにスズメはむりくり入ったのです。全身を震わせて、時間をかけて、むりくり入ったのです。
シジュウカラがクチバシで入り口をつついているうちに広げてしまったのでしょうか。
今年のシジュウカラはスズメと戦わないのか
その後もスズメが巣箱を占拠して、シジュウカラのツガイは遠くから見ているだけです。諦めたのでしょうか。
去年も同じようなことがありましたが、去年のシジュウカラのツガイはスズメに体当りして追い払いました。
人の巣に勝手に入ってきて占領しようとするスズメ。許せません。でも今年のシジュウカラは戦わないようです。
スズメに巣箱を乗っ取られていいのか
このままでは巣箱はスズメに乗っ取られます。それが自然の掟なのだから手出しをしないほうがいいという声が聞こえてきそうですが、それなら今ロシアがやっていることも自然の掟だから手出しをしないほうがいいのでしょうか。
だんだん腹が立ってきました。私はテラスから外に出て、棒切れを持ってスズメを追い払いました。しかしスズメは見透かしたように私が巣箱から離れるとすぐに戻ってきます。
腹の立つスズメ
腹が立ったので、ずっと巣箱の近くにいて、スズメが寄ってきそうになったら棒切れを振り回しました。しかしだんだん寒くなってきて、棒を持つ手もかじかんできました。この時期、札幌はまだ寒く日中でも10℃しかないのです。
仕方なく家に入ると、さっそく雀がまた来て、何回も何回も巣箱にむりやり入っているのです。
シジュウカラのことが気になってブログが書けない
シジュウカラのツガイは完全に諦めたのか、もう姿が見えません。
「諦めるなシジュウカラ、侵略されて抵抗もしないのか」
そんなことをしているうちにお昼になってしまいました。今日はまだブログを書いていませんでした。
今日は昨夜の米国株のことでも書こうと思っていたのですが、シジュウカラのことが気になって頭が回りませんでした。
それで、シジュウカラの巣箱のことを有り体に書いた次第です。
雀による破壊工作
スズメは今も巣箱の入り口にへばりついて、入り口から中を覗いています。
時々むりやり巣箱の中に入り、シジュウカラが運び入れた綿毛のようなものをクチバシに咥えて出てきます。そしてその綿毛を外に捨てています。シジュウカラの巣を破壊しているのです。
巣箱の中にはシジュウカラの卵があるのだろうか
巣箱の中にはシジュウカラの卵があるのだろうかと、とても気になりました。それで、木にハシゴをかけて巣箱の中を覗いてみました。
枯れ葉や綿毛がびっしりひかれていましたが、卵はまだありませんでした。
スズメに邪魔されて卵を生むことができなかったのかも知れません。それでまだ生む前だったので巣を諦めたのかも知れません。
スズメは許せない
スズメも巣箱が欲しいのなら気持ちも分からないではありません。しかし今までシジュウカラがせっせと巣作りしている間は全然興味を示さなかったのに、シジュウカラがすっかり巣作りを終えてから巣箱を横取りしようとするのは卑怯です。
巣箱が欲しかったのではなく、シジュウカラの繁殖を邪魔しようとしているようにしか見えません。これも自然界の厳しい戦いなのでしょうか。
今後巣箱をめぐるシジュウカラとスズメの戦いはどうなるのか。続きはまた後日書きます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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