【インフレ】ラム肉、輸入牛肉、ブラジル産鶏もも肉、肉の値段が高くなり過ぎて買えない

かぶとたいぞうです。

世界的なインフレと円安のダブルパンチで国内の物価が徐々に上がってきましたが、とりわけ肉の値段の高騰は顕著です。

肉の値段が上がった:kabutotai.net

私は肉も魚も野菜も豆もなんでも好きです。

なにか1つを頻繁に食べることはなく、いろいろなものをまんべんなく食べます。

肉も大好きで、ラム(羊)肉、牛肉、鶏肉は特に好きです。定期的に食べます。



ラム肉の値段が2倍に

ところが私の好きなラム肉が最近大幅に値上がりして、なかなか買えません。

北海道はジンギスカンが有名なので、羊の肉は北海道で作られていると思っている人がいます。しかし、北海道にいる羊は、ほとんどが観光客に見せるための羊です。食卓に上がるラム肉のほとんどはニュージーランド産やオーストラリア産です。

その輸入ラム肉が高いのです。円安の影響です。

昔は羊の肉が安かった

そもそも私が子供の頃は、ラム肉が一番安かったのです。

肉屋の100g単位の量り売りで、マトン(親羊)は50円、ラム(子羊)は60円で売られていました。同じ時期に牛肉は平均200円、豚肉は平均65円でした。鶏もも肉は当時は骨付きがほとんどで、100gあたりいくらかは分かりませんが、肉の部分だけならおそらくラム肉より高かったのではないかと思います。

当時、羊より安かったのは鶏モツ(鶏のレバー、腸管、キンカンなどが混ざったもの)の40円程度くらいです。

いずれも昭和45年当時、札幌市内の一般的な肉屋の値段です。



ラム肉が安かったので、ジンギスカンが人気だった

当時はラム肉が一番安かったので、ジンギスカンがどこの家でも人気だったのです。

ジンギスカン:kabutotai.net

そのラム肉が今や100g300円もします。

どうしてもラム肉が食べたい

去年の秋くらいまでは、特売で100g150円で売られていましたが、今は特売がまったくありません。ラム肉の実勢価格は2倍にもなってしまったのです。

私は冬の間ずっと那覇にいて、ジンギスカンを食べることができませんでした。高いけどどうしてもラム肉を食べたくなって、昨日は少しだけ買ってきて食べました。やっぱりジンギスカンは美味しいです。でも高いのでしばらくは食べられません。



輸入牛肉もブラジル産鶏もも肉も値上がりした

輸入牛肉の値段も上がりました。100g150円程度のステーキ用輸入牛肉はもうどこにもありません。ラム肉ほどは上がっていませんが、現在は安くても250円くらいになっています。

ブラジル産鶏もも肉も上がりました。私がいつも買っている2kg入りパックが680円から1280円に、ほぼ2倍に上がりました。それでも100gで64円なので、他の肉よりは安いほうです。

円安はまだまだ進み、輸入品の値段はさらに上がる

日銀総裁は未だに「物価上昇率は目標の2%に達していない」「円安はいいことだ」と明言していますから、円安はまだまだ進み、輸入品の値段はさらに上がるでしょう。

今のところ豆腐の値段は上がっていません。肉の代わりに豆腐を食べて、大切なタンパク源を補う他ありません。しかしその豆腐も輸入大豆に頼っていますから、いまに上がっていくような気がします。



私は円安歓迎だが

私は既に金融資産のほとんどを米国株で運用しています。だから円安はドル高であり、ドルで入ってくる配当を円に換算すると収入が増えています。

増えた収入で輸入牛肉を買えばトントンかもしれません。

そうだとしても、最近の輸入肉の上がり方は異常です。円安の進み具合以上に急激です。

輸入肉の値上がりの激しさは異常

今まで輸入品の仕入れ価格を売価に転嫁してこなかったので、値上がりの勢いが付きすぎたのではないでしょうか。

あるいは世界的な先行きインフレ懸念で必要以上に上がっているのかもしれません。

いずれにしても価格が落ち着くまで肉はなるべくがまんします。豆腐を食べてしのぎます。あるいは安い北海道産の豚のひき肉を工夫して美味しい料理を作ります。



豆腐と安い国産豚肉で料理を工夫

麻婆豆腐は豆腐と豚のひき肉で美味しく作れます。ひき肉入り豆腐チャンプルーもいいですね。豚のひき肉だけならキーマカレー、野菜とひき肉の炒め物なんかも美味しそうです。

今晩さっそく作ってみます。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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