かぶとたいぞうです。
ロシアはミサイル攻撃や砲撃のみならず、とうとう陸上部隊までウクライナ内部に侵攻させました。
ウクライナ東部地区の北側から国境を超えてロシア陸軍が侵攻しました。それに呼応して南からはクリミア半島の陸上部隊が、北からはベラルーシの陸上部隊がそれぞれ進軍しています。
ロシアはウクライナを三方攻め
ロシア側はウクライナを三方向から挟み撃ちし、各地でウクライナ軍と交戦しながら首都キエフを目指しているように見えます。
ベラルーシ軍はかつて原子力発電所が爆発して、現在石棺になっているチェルノブイリ原子力発電所跡を既に占拠した模様です。
チェルノブイリ原子力発電所跡
高濃度の放射線を閉じ込めた原発事故跡は、攻める側にも守る側にも大きなリスクであり、最大の武器にもなり得ます。そこを一番最初に占拠したとは入念な計画性がうかがえます。
一部報道によると、ロシア軍はあと数時間のうちに首都キエフを陥落させる可能性があるらしいです。
首都キエフが陥落したら
キエフが陥落したら現政権を打倒し、当面はロシアが実効支配した後に「平和」のための選挙をしてロシアの傀儡政権を樹立させるのでしょうか。
まったく映画を見ているようです。
一見平和に見える現代社会で、こうもあっさりと軍事侵攻が実現するとは不思議な気持ちです。やっぱり人類は少しも進化していないようです。戦争はこれからも続くでしょう。
米国も欧州もウクライナには進軍しない
米国も欧州も、ウクライナには進軍しないと言っています。
各国ともコロナ、インフレ、サプライチェーンなど国内問題が山積する中、ウクライナにまではかまっていられないのでしょう。世の中は非情です。それを分かっていてプーチンは強引な手段に出たのかもしれません。
ロシアへの経済的報復
一応ロシアの銀行やエリート個人に対する経済的報復が段階的になされていますが、肝心な国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの銀行を締め出すまでの報復は考えていないようです。
これでは悪く言えば「やってる感」を演出している程度の報復とも言えます。
手ぬるいとの指摘も
ロシアは事前に十分な外貨と金(ゴールド)を貯え、またビットコインなどの仮想通貨という裏口もあるので、それほどの経済的痛手は受けていないとの指摘もあります。
今後どうなるのでしょうか。世の中一寸先は闇です。
今夜の米国株式市場
さて今日は今週最後の米国株相場がこれから開かれます。
昨夜はロシアのウクライナ侵攻が大きく報道される中、どういうわけか、ハイテク株、グロース株がそうとう値上がりしました。そして地味なバリュー株が大きく下がりました。
昨夜はアマゾンもグーグルも4%超上がった
アマゾンもグーグルも4%を越す値上がりだったのに、私の保有株は平均2%も下がりました。
ハイテク株は最近はずっと下がっており、いっぽうバリュー株は下がってなかったので、単に下がっていたものが上がり、上がっていたものが逆に下がっただけかもしれませんが、不思議な値動きです。
ペプシコもP&Gもけっこう下がったが
昨夜は私が狙っているペプシコもP&Gもけっこう下がりましたが、もうあと一歩のところで指値に届かず買えませんでした。夜遅くまでリアルタイムで見ていた私は、悔しいのでP&Gだけほんの少し買いましたが、ぜんぜんもの足りません。
ウクライナ情勢が悪化することは望みませんが、不思議な値動きの中で、今晩一瞬でも大きく下がってくれたらまとめて大量に買うつもりです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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