かぶとたいぞうです。
報道によると、ロシアはウクライナの軍事施設などを標的にして、首都キエフを含む複数の都市に砲撃を行ったようです。
報道が正しければ、私の希望的観測に反してロシアは一歩踏み込んだ侵攻を開始したことになります。事実上の戦闘に入ったと言ってもいいでしょう。
分からなくなった世界情勢
これでウクライナをめぐる世界情勢はまったく分からなくなりました。
ウクライナ東部地区への駐屯程度なら、米国も適当な落としどころを見つけて妥協したでしょう。
米国が大胆な報復をしなければバイデン大統領は弱腰だと評価される
しかし、ウクライナの首都を含む砲撃は既に戦闘です。米国がこのままロシアを放置したり、大胆な報復をしなければ、バイデン大統領は弱腰だと評価されるでしょう。
米国人は今でもファイターです。国民は支持政党に関わらず強い大統領を好みます。弱い大統領は支持されません。
今年の11月には米国の中間選挙がありますから、バイデン大統領は今のうちに強いところを見せなければなりません。そうしないと2年後の本選挙でトランプが返り咲く道を作ることになります。
おおごとになる可能性も
米国が勢い余ってウクライナに大量派兵でもしたら、一触即発です。そのすきを狙って中国が台湾に侵攻するかもしれません。
その時、オーストラリア、インドはどう動くか。日本はどう動くか。北朝鮮はどう動くか。
戦争はドミノ崩しです。第一次世界大戦も第二次世界大戦も、小国や地域的な紛争が連鎖してたちまち世界に広がったのです。
予断は許されない
まぁ、そこまで深刻な事態に至らないとは思います。しかしここまで予想が外れた以上、今後の予断は許されません。
あらゆるケースを想定して、できるだけ手を広く持つ以外にありません。
ある程度のキャッシュの準備が基本となりましょう。
生活関連メーカーのバリュー株は安泰
ただ、私が保有している食品メーカー、医薬品メーカー、生活関連消耗品メーカーなどのバリュー株は強いはずです。たとえ世の中がどうなろうと需要があるからです。
現在私が大量買い増しを狙っているペプシコとP&Gは今後も注視して、株価が下がったら果敢に買います。
それ以外の株も必要以上に下がったら少しつづ拾っていきます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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