【これさえやめればお金は残る】老後2000万円不足を補う簡単なお金のため方

かぶとたいぞうです。

スマートニュースとか、Googleニュースとか他のニュースサイトを見ていると、必ず一定の頻度で「お金のため方」「節約術」みたいな記事が見つかります。



老後2000万円不足問題以降、貯金指南が増えた

老後2000万円不足問題が話題になって以降、お金を貯めることに関心を寄せる人が増えたからでしょうか。

で、読んでみると網羅的にいろいろなことが書かれています。その全てが正しいのですが、あまりにもいろいろあり過ぎてほとんどの人は実行できないと思います。具体的には次のようなことが書かれているのです。

  • 電気水道光熱費を節約する
  • 毎日少しずつ貯金する
  • 家賃を見直して安いところへ引っ越す
  • バーゲン品、目玉商品を買う
  • 電話代を節約する
  • 交際費を減らす

節約術は当たり前すぎてピンとこない

あまりにも当たり前すぎて「そんなこと分かってるよ」「もうやっているよ」「それでも金が足りないんだ」と言いたくなります。また具体的でないのでピンときません。胸にスーっと落ちません。引っ越すのはいいアイディアですが、引越しにもお金がかかります。



私自身、以前は貯金がまったくありませんでした。若いころはいい稼ぎでしたがそれ以上にお金を使っていました。家のローンや子供の学費などに負われていたのもありますが、それ以外に無駄遣いもけっこうありました。

その私が老後を意識するような年齢になり、収入は逆に減り始め、どうにかしなければならないと思うようになりました。そしていろいろやってみました。

その結果、収入が良かった時期よりもかえってお金が残るようになりました。

いろいろなことをやり、その全てが多少なりとも効果を発揮しました。しかしその中でも一番簡単で一番効果が高かったのはズバリ、



外食を減らす

ことでした。

外食を減らしていくにつれ、目に見えてお金が残るようになりました。収入が減っていったにもかかわらず、それ以上のペースで外食を減らしたので、手元のお金はむしろ増えていきました。

ただし、私の場合は極端なケースかもしれません。以前は収入が結構あり、飲み代を含めた外食費は一般の人より多かったと思います。

だから今現在「外食なんて一切していない」「爪に火を灯すような生活をしている」という人にはまったく参考になりません。

ごくごく平均的な収入で、「月に1回か2回は外食する、それ以外に時々飲みにも出る」という人には大いに参考になる話です。

女性のいる店で飲むことをやめた

私がまず最初にやめたのは女性のいる店で飲むことです。女性のいる店(クラブ、スナックなど)が一番無駄な出費です。「女性のいる店では金輪際飲まない」と決めました。誘われても行きません。

それらの店に行かなくなっただけで、1ヶ月に何万円も何十万円も残りました。

私は一度決めたらやりぬくことができる性質です。だからそれ以来、女性のいるような店には一度も行っていません。

タイでもバービアやゴーゴーバーなどには一切行きません。一度行けば癖になり節約の姿勢はどんどん崩れていきます。

実はお金を残すにはこれが一番簡単な方法なのです。でも、人によっては一番難しい方法でもあります。



高い店で食事をすることをやめた

次にやめたことは高い店での食事です。たまに友人と食事をする時も「私は高い店には行かないことにした」と宣言し、安い「赤ちょうちん」にしか行かないことにしました。しかも以前ほど頻繁には行きません。

クラス会などに誘われても、会場が高級店だったり会費が高かったりしたら欠席します。意見を言うのは幹事に悪いから「その日はよんどころのない用事がある」「先約がある」と言って丁重に断ります。

「あいつは安い店にしか行かない」と思われるように振舞います。

不要な外食もやめた

続いて外食そのものをやめるようにしました。

以前は意味なく1人で焼き鳥屋やショットバー、居酒屋などに立ち寄り、軽く一杯やることもしばしばありました。

また仕事帰りや外出した時にそのまま外食することもありました。家に帰ってから食事を作るのが面倒だったからです。

しかし、ある時からそれらを一切やめることにしたのです。

どんなに遅くなって、どんなに腹が減っても家に帰って簡単な料理を作って食べるようにしました。お酒が飲みたくなったら家に帰って飲むようにしました。

家で食べても、家で飲んでもお金はかかりますが、外で飲食するのとは比べ物にならないほど安く済みます。



たまの友人との食事や最低限の付き合いは続ける

たまに友人と食事をしたり、何かの行事や付き合いで会合に出席したりするのは今後も続けます。最低限の付き合いやコミュニケーションは守りたいと思っています。

しかし、それ以外の普段の外食は全てやめました。

「1ヶ月に1度だけ」とか「2ヶ月に1度だけ」と決めて外食し、生活にメリハリを付けるのはいいかもしれません。しかし、惰性で外食することは、お金を残すには悪い習慣です。悪習を断ち切りましょう。これは決断しなければできないことです。

不要な外食も酒が入れば1回3000円くらい使います。それを1週間に1回やれば、1ヶ月で軽く1万円を超えます。その金額は電気水道光熱費や電話代をいくら削っても追いつかない額です。バーゲン品ばかり買っても追いつかない額です。

日本では外食費ほど高いものはありません。

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ギャンブルは論外

一番無駄なのはギャンブルです。ギャンブルをやっているうちはお金は絶対に残りません。ギャンブルをやる人はどんなことを言ってもギャンブルをやめることはありません。だからギャンブラーは論外です。

このブログを読んでいる人の中にはギャンブルに手を出している人はいないと信じています。

ギャンブラー以外の普通の人なら、外食をやめるだけで結構なお金が残ります。1ヶ月に数万円残る人もいるでしょう。他のどんな方法より有効です。

外食をやめた上で、それ以外の節約も試せばもっと効果が上がります。しかし、外食をやめずに他のどんな方法を試しても、節約分は1回の外食で全部吹き飛んでしまいます。



外食をやめるための心構え

外食をやめるために必要な心構えは大事な順に次の2つです。

  1. 見栄、世間体、妙なプライド、虚栄心を捨てる
  2. 面倒くさがらない

本当に美味しいものを食べたいなら自分で素材を買ってきて、自分で作りましょう。そっちのほうがよほど美味しいものが食べられます。料理が下手なら勉強しましょう。料理は老後の趣味として最適です。

それと家で一緒に食べる人がいたらもっと美味しく食べられます。案外これが一番大事かもしれません。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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