【PM】フィリップモリス株急騰、アルトリアとの合併中止で

かぶとたいぞうです。



フィリップモリスを71ドルで50株買えた

実は一昨日、フィリップモリスの株を71ドルで50株買うことができました。アルトリアとの合併話が進むにつれ株価をどんどん下げていったフィリップモリスに割安感があったので、71ドルで指値を入れておいたのです。それが一昨日成立しました。



アルトリアは味付き電子タバコメーカーJuulとカナダのマリファナ会社Cronosにも出資していました。Juulの味付電子タバコに関しては米国内で死者が出たり、トランプ大統領が販売を禁止したいと述べるなどマイナス要因がありました。それで合併するとフィリップモリスに悪影響を与えるとの判断で株価が下がっていったのです。

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私はJuulのマイナス要素と、Cronos経由でマリファナ市場にも手を出せるプラス要素を会わせると、長い目で見るとプラスマイナス・ゼロくらいに見ていました。それで、たとえアルトリアと合併したとしてもPM株は安ければ買い足したいと思っていたのです。

一夜明けてびっくり、PMが急騰していた

PM株が71ドルで買えたことを昨日のブログで取り上げようと思っていました。しかし、それほどニュース性の高い話しではなかったし、他に書きたいことがあったので昨日は書くのをやめたのです。

ところが、昨日の夜遅く株価を見ていたら、なんとPM株が急上昇。何があったのかとリアルタイム英文ニュースで探すと、アルトリアとの合併中止のニュースが飛びこんできたのです。

味付電子タバコのマイナス要因を抱えるアルトリアとの合併が中止になったことを歓迎してPMの株価は急騰し、逆にアルトリアのほうは値を少し下げました。

私が見たときはPMの株価が77ドル。8%程度の値上がりでした。その後株価は少し落ち着きましたが、終値でも75.28ドル。前日比+5.20%となりました。



昨夜のフィリップモリス(PM)株価チャート

PM株価チャート

私は短期売買ではないので、別に71ドルで買った株が翌日に75ドルになったからといって儲かったとは思いません。しかし、安く買えたことはうれしいです。安く買えばそれだけ多くの株数を持てるからです。

ただし、私は日本たばこ産業の株も持っているので、私のポートフォリオに占めるタバコ株が既に28.5%に達してしまいました。

下の円グラフのグレーの部分がたばこ株です。

かぶとたいぞうの保有株産業別ポートフォリオ

私の保有株産業別ポートフォリオ

タバコが突出しているというより、他の産業、とくに食品(ペプシコとゼネラル・ミルズ)が計画通りに買えていないだけのなですが、いかにもバランスが悪いです。

だからPMはせっかくのチャンスだったのですが、あまり多くは買えませんでした。今後もそれほど多くは買い足せません。一時的にもタバコ株がポートフォリオの30%を超えないようにしたいです。

理想としては食品と医薬品で60%を超えたいと思っています。この分野で私が保有しているのは、

  • ペプシコ(PEP)
  • ゼネラル・ミルズ(GIS)
  • アッヴィ(ABBV)
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

の4銘柄です。



ペプシコ、ジョンソン・エンド・ジョンソンを増やしたい

特にペプシコ(PEP)とジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の割合をもっと増やしたいのですが、値段が下がらないのでなかなか買えません。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は例のタルクに含まれるアスベストの件があるので買いやすい環境にはあるのですが、いま一歩手が届きません。指値注文は常に入れています。

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下がるようでなかなか下がらない米国株。思い通りに買えないのが歯がゆいですが、あせらずに根気よく買い場を探していきたいと思います。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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