【日本株】JT日本たばこの株式と配当と株主優待と私の評価

かぶとたいぞうです。

勢いでJT日本たばこの株を買ってはや1年半が経とうとしています。



JT日本たばこを買ったいきさつ

2018年の2月上旬に日本たばこの株価が急に下がり始めました。外国のたばこ会社を買収したことがあまり良く評価されなかったようですが、それ以外にも世の中のタバコ離れなど、ネガティブな要因があったようです。

それまで1株3800円くらいだったのがいきなり3500円になった時点で、私は衝動的に100株買いました。

「たばこは世の中から無くならない」が私の持論でしたので、以前からPMフィリップモリスの株は持っていました。日本たばこも安くなったら買いたいなぁ、と思っていたのです。

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日本たばこの買い下がり

日本たばこを100株買った次の日には株価はもっと下がりました。私は買い下がりのチャンスと見て、翌日にはもう100株買いました。3420円でした。次の日にも、そしてまた次の日にも。4日連続買い下がり、合計400株、平均3380円で日本たばこの株式を買ったのです。総投資額は手数料を入れて約135万円でした。

衝動買いをしたことを後日いささか後悔しましたが、買ってしまったのだから黙って持っていようと思います。

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JT日本たばこの株価の推移と現在値

現在の日本たばこの株価は2234円。評価損は計算したくもありません。

JT日本たばこ

まぁ、どうせ売るつもりは無いのですから、評価損は計算する必要はありません。損も得も株を売って初めて発生するのです。売らなければ損も得もありません。

日本たばこの配当と株主優待

さて、日本たばこの配当と株主優待の話しです。

私が持っている株式は、日本たばこだけが日本株で他は全て米国株です。

米国株は年に4回配当がありますが、日本株は2回です。米国株には株主優待の概念はありません。日本たばこにはあります。

私は過去に2回、配当と株主優待を受けました。



日本たばこの配当と配当性向

過去2回の配当は、2018年の夏の分と年末の分です。いずれも1株に付き税引き前で75円(年間150円)税引き後で59.76円(年間119.53円)でした。

私は配当率は税引き後で計算します。もちろん投資額には手数料も加えます。それが現実的だからです。JT日本たばこの厳密な私の配当率は次の通りです。

119.53円×400株÷総投資額135万3080円=3.53%

私の全株式投資の合計配当率(同計算)は3.51%なので、ほぼ平均的なマフォーマンスです。

JT日本たばこの配当金と配当性向の推移は次の通りです(JTのホームページより)。

JT配当の推移

いちおう増配ですが、今年は申し訳程度です。

配当性向とは

配当性向とは利益の何%を配当に回したかを示す数値です。今年は利益の75%程度を配当に回そうと言うわけです。

75%は高そうに見えますが、米国の企業なら100%近くを配当に回している企業はいくらでもあります。100%を超えて配当を出している企業もあります。

あまり無理して配当を出すと手持ち資金が不足するので心配になりますが、80%-90%くらいなら適正の範囲内だと思います。

ただし、今のJTが配当性向を増やして増配をしているのは利益が伸びていないからです。

JTは現在、日本国内の需要低迷を見越してロシアなど外国のタバコ会社をどんどん買収しています。種まきには金と時間がかかります。芽が出てくればそのうち利益が増えるのだとは思いますが、それまでは苦しそうです。

配当性向が90%を超えないうちに芽が出てくればいいのですが。



過去の株主優待商品

去年の夏と暮れに株主優待を受けました。

去年の夏は「カップめんとごはんの詰め合わせ」をもらいましたが、これがお世辞にも美味しくありません。

私はカップめんは結構好きなほうです。でも日本たばこのカップめん(ホームラン軒など)にはがっかりでした。ごはんもいまいちでした。日本たばこは余計なことをしないでタバコに専念したほうがいいのではないかと思ったくらいです。

それで去年の暮れはカップめんをやめて「カップスープや調味料のセット」にしたのですが、これもいまいちでした。どうしてJTが扱う食品はこうもまずいのか。日本たばこには食品は無理なようです。

今年の株主優待商品

さて、今年も株主優待のお知らせが届きました。今年は「カップスープや調味料のセット」が廃止されていて、代わりに「ジャムのセット」が入っていました。きっとカップスープなどの評判が悪かったのでしょう。

「もう何も要らないや、どうせ不味いだろう」と思ったのですが、いちおう試しに「ジャムのセット」を申し込んでみました。ぜんぜん期待はしていませんが。

200株以上1000株未満の株主優待は2000円程度の商品となっていますが、私の値踏みでは1000円程度の価値しかない商品です。年2回なら2000円です。

総投資額135万円に対し、2000円は0.148%です。1株あたり5円です。

はっきり言って、配当を5円増やしてもらったほうがよっぽどいいと思います。



今の株価でJT日本たばこを買うとすごい配当率になる

ちなみに今の株価で日本たばこを買うと、すごい配当率になります。

単純に計算して

年間配当金154円÷現在株価2234円(%)=6.9%です。ここから税金20%を引いて、5.51%が税引き後の配当率です。

私はもうこれ以上買う気はありませんが、これから買おうと思う人にはたいへんお買い得だと思います。

JT日本たばこ産業の株式は今でも政府が33.35%を保有しています。つまり株式の3分の1以上を国が保有する会社なのです。準国営企業です。

日本国が潰れない限りおそらく絶対に潰れません。潰れたら大変なことになります。

潰れない会社に投資して税引き後5.51%もの配当をもらえるなら他のどんな投資より有利です。

定期預金をするぐらいなら日本たばこです。国債を買うぐらいなら日本たばこです。不動産に投資するぐらいなら日本たばこです。

お考え中のかたの参考になれば幸いです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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