かぶとたいぞうです。
さてホアヒン最終日です。今日はホアヒン~バンコクに移動し、バンコク経由でパタヤに戻ります。
【前記事】ホアヒン紀行3~ホアヒンビーチでの夕食とバンコク行きの電車
結論から言うと、ホアヒン~バンコクの列車(電車)は最悪でした。
到着が2時間以上遅れて、移動も1時間遅れ、合計3時間遅延のホアヒン~バンコク列車
ホアヒン到着が2時間以上も遅れ、さらに、バンコクまで3時間半で着く予定が4時間半かかりました。延べ3時間以上の遅延です。
どうりでホアヒンからの列車(電車)の情報が少ないわけです。
時系列で順次説明します。
ホアヒン駅のコーヒーショップで時間をつぶす
ホテルのチェックアウトが12時だったので、チェックアウト後に遅い朝食をとって駅に向かいました。
列車の出発時刻は16:01です。時間がありすぎるので駅のホームにあるコーヒーショップに入りました。
ホームには人がたくさんいたのに、コーヒーショップの中はガラガラです。少し高いからだと思いましたが、他にすることもないのでコーヒーを飲んで時間をつぶしました。
冷房が効きすぎるコーヒーショップを15時ちょっと過ぎに出てホームでバンコク行き特急列車を待ちました。
定刻になってもホアヒン駅に到着しない列車(電車)
しかし、16:01に発車するはずの列車が16時になっても到着しません。
目を凝らして始発のスラタニー方向を見ても、列車が見えません。
しかし、列車待ちの他の乗客はあわてる様子はありません。さりとて何らのインフォメーションもありません。
不思議に思って切符売り場の係員に聞いたら「1時間遅れ」の一言。何のアポロジャイズも説明も無いのです。
ホアヒン駅の切符売り場の上に電光掲示板で列車遅延の案内
近くに座っていた欧米人観光客に「バンコク行きは1時間遅れるようですね」と声をかけると、切符売り場の上の電光掲示板を指して「1時間以上ですよ」と。
よく見ると、切符売り場の上の壁に確かに電光掲示板があります。
16:01発バンコク行きは81分遅れで、新発車時刻は17:22となっていました。
みんなそれを見て列車が遅れることを知っていたのであわてなかったようです。
その後は電光掲示板をちょくちょく見るようにしましたが、見るたびに遅延が延びるのです。
新発車時刻がさっきまで17:22だったのに、今度は17:24なのです。
そしてさらに17:30。新発車時刻は17:30で止まりました。
ところが17:30になっても列車が来ないので電光掲示板を見ると今度はいきなり17:49に変わっていました。
その後電光掲示板は111分遅れの17:49出発のまま変わりませんでした。
いつまで経っても列車が来ないホアヒン駅
ところが、17:50になっても列車は来る気配がありません。
きりがないので、もう少し待って来ないようならチケットを払い戻してもらいタクシーでバンコクまで行こうと思いました。
18時を過ぎたので切符売り場に行き、払い戻しをしてもらおうと思ったら、係員が「列車はもうすぐ来る。間違いなく10時にはバンコクに着くことができる」と言うのです。
本当かなと思ってホームに戻り、スラタニー方面を見ました。
外が真っ暗になっただけで、列車が来る気配はありません。
その時ホームの鐘が
するとその時ホームの鐘が鳴り、放送が入りました。
振り返ると反対側、つまり、バンコク側からの列車がホームに入ってきたのです。
いちおう線路は繋がっており、列車が運転している事は分かりました。
バンコクから来た列車が出発し、もうそろそろ諦めてタクシーを探そうと思ったその時、ホームで待っていた他の人たちがカバンを持って立ち上がりました。
カバンを持って動き出した列車待ちの人たち
みんなも諦めて駅を後にするのだろうかと思っていたら、スラタニー方面から光が射してきました。列車のライトです。ようやくバンコク行きの特急列車が到着したのです。
18:15でした。
やっと来たかと思い列車に乗りました。
特急列車で片道412バーツも取るので、高級な列車をイメージしていたのですが、古いボロボロ列車です。
ホアヒン駅に到着したボロボロ列車の車内
車内のシートも古く汚いですが、エアコンだけは恐ろしいくらいに効いています。大きなスカーフを持ってきたから良かったですが、持ってこなかったら冷凍マグロにされてしまうような寒さです。
列車が走り出しましたが、ぜんぜんスピードが出ません。特急と言っても駅を飛ばすだけで、速度はドンコウ以下です。
冷凍庫のような寒さに耐えて4時間。
22:20にモーチットに近いバン・スー・ジャンクション駅で途中下車しましたが、終点のバンコク駅(フアランポン)まで行けば22:40を過ぎたと思います。。18:15に出発したので4時間30分くらいです。
ホアヒン駅からバンコクまで4時間半かかる特急列車
特急で3時間半でバンコクまで行けるというので列車に乗ってみたのに、2時間以上も遅れて出発し、しかも移動時間は4時間半。それで1人片道412バーツ。
1人241バーツのSOMBATバスが人気の理由が分かりました。
列車にはもう2度と乗りません。
これからホアヒンへ行こうと計画されている方々の参考になれば幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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