新型コロナ死者の9割は欧米人、東洋人と何が違うのか、食べ物か

かぶとたいぞうです。

私の今日の朝食は、炊きたての白いご飯、味噌汁、納豆、焼き海苔、たくあんでした。

日本にいる時と同じです。でも、ここパタヤでは少し贅沢な食事です。それら日本のものは、タイの一般的な食材に比べると割高だからです。



欧米人に新型コロナの死者が多いのは食事と関係があるのか

食パンのトーストとコーヒーあたりが一番安上がりですが、朝食くらいはまともに食べたいのです。

和食を頂きながらふと考えました。

「どうして新型コロナの死者は欧米人に多いのだろう。食事と何か関係はないだろうか」と。

世界20万人のコロナ死者の内、9割は欧米人

世界で既に20万人以上が新型コロナで亡くなっていますが、その内訳は、

  • 米国で55,000人
  • イタリアで27,000人
  • スペインで23,000人
  • フランスで23,000人
  • 英国で21,000人
  • ※その他米欧州全体で122,000人

カナダやオーストラリアなどを入れると死者の9割は欧米人なのです。



どうして欧米人のコロナ死者が多いのか

新型コロナでなくなった人たちの9割もが欧米人だと知って「どうしてだろう」と考えるのは当たり前です。

きっと何か理由があるはずです。その理由をつきとめることができたら、コロナ対策につながるはずです。

アフリカや中南米は今のところ死者は少ないですが、これから爆発的に増えるかもしれません。だから原因は欧米人特有のものかもしれません。

東洋人の死者は欧米人に比べると格段に少ない

しかし、既に確実に分かっているのは、東洋人の死亡率は欧米人に比べて格段に低いということです。

ここまでは事実の確認です。ここから先は私の与太話です。

+++

私は医者でも学者でもありません。ただの空想好きなブロガーです。だからこの先の話は、あくまでも与太話として読んでください。

東洋人の新型コロナ死亡率がなぜ欧米人に比べて圧倒的に低いのか。理論的に考えられる理由のうち、可能性の高いものから順に列べると



東洋人のコロナ死亡率が低い理由

  1. 過去に東洋人が得た免疫が効いている
  2. 挨拶の方法や手洗いなど生活習慣が違う
  3. 食べ物が違う

の3つが考えられます。

その中で私は食べ物に興味を持ちました。

世界中を旅して分かった各国の庶民の食べ物の違いと共通点

私は世界各国、いろいろな国を旅しました。日本人の一般的な「旅行」とは違い、リュックひとつのバックパッカーです。ほとんどの国で市場を見学して、実際に食材を買って料理して食べました。屋台料理、庶民食堂も大好きです。

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だから訪問した国々で庶民が口にするものを食べてきました。ホテルのレストランでばかり食事をした人とは体験が違うのです。



世界の庶民は何を食べているのか、新型コロナに関係があるのか

米国、ヨーロッパ各国、アジアのあらゆる国々で庶民が何を食べているか私は知っています。

その独自の体験を活かして考察してみたかったのです。

食べ物の違いから病気への効能を研究するというアプローチは、昔から伝承的になされていることです。

死んだ人が何を好んで食べていたのか、生き残った人は何を食べていたのか、それらの情報を集めて食の効能を発見したのです。

食と病気の伝承的研究は昔からある

「医学や栄養学の知識のない時代に、よくこの食べ物の効能を発見して後世に伝えたものだ」と現代の医者や研究者が驚く食べ物はけっこうあります。生姜や納豆、ネギ、などはその好例です。

単なる迷信や都市伝説もたくさんあります。私の推論も迷信や都市伝説の類いかもしれませんので注意が必要です。

前置きはこのくらいにして本題にはいりましょう。



アジア人が好んで食べるものは何か、米か

私が一番最初に思いついたのは米飯でした。炊いたお米です。

米国人もイタリア人もフランス人も英国人もパンやスパゲッティばっかり食べます。

でもよく考えると米飯の習慣があるスペインでもコロナ死者が多く出ているので米飯は関係なさそうです。

それに最近は食も国際化しています。日本人でも米を食べない人がけっこういます。逆にコメが大好きな米国人もいます。

もっと別なものです。

アジアにはあって欧米には無いもの

アジアにはあって多くの人が食べているが、欧米にはないもの、あるいはあっても欧米人が食べないものを見つけなければなりません。

納豆は日本以外のアジアでは一般的ではありません。私は大好きですがタイ人もインドネシア人も納豆は食べません。

では何か。



醤油、漬物、塩辛などの発酵食品がコロナに効くのかも

思いつくのは醤油です。漬物です。塩辛やナレズシ、魚醤などです。いずれも発酵食品です。

醤油はどこの国が発明したのか分かりませんが、アジア全域にあります。製造過程から言うと味噌も醤油とほぼ同じものです。大豆発酵食品です。アジア人は多かれ少なかれ毎日のように口にしています。

漬物もアジアの国ならどの国にもあります。野菜を塩漬けにして保存する過程で乳酸発酵が進んで自然発生した発酵食品です。名前が違うだけで、日本で言う浅漬け、深漬け、たくあん、辛子付、アジアじゅうにあります。

本当は米国にも英国にもヨーロッパの国々にも自然発酵の漬物は存在します。一部の人は好んで食べています。

しかしどういうわけか欧米人の多くは乳酸発酵で自然に酸っぱくなった漬物より、わざわざ酢酸発酵で作った食酢を入れてピクルスを作るのです。これはいわゆる発酵食品ではありません。

小魚や蟹などを醤油や塩で漬け込んだ発酵調味料や発酵食品はインドネシアにもマレーシアにもフィリピンにもタイにも韓国にも中国にもあります。そして日本にもあります。塩辛、鮒寿司、飯寿司、ニシン漬け、くさや、魚醤、などです。

これらのものはアジアでは一般的に広く普及しております。いろいろな惣菜にも隠し味として入っており庶民が毎日食べています。

欧米人は食べません。匂いが気に入らないようです。

以上がアジアには広く普及し、欧米にはあまりないものです。

その他「比較的」アジア人の特徴と言える食べ物

その他「比較的」アジア人の食べ物として特徴的なのは

  • 魚をよく食べる
  • 大豆製品(豆腐など)を食べる
  • 野菜、特に煮野菜をおかずにする
  • レバーやホルモンなど内蔵を好んで食べる

が思いつきます。これらは日本だけでなくアジア全般に共通する特徴です。



唐辛子はどうか

唐辛子など辛いものがコロナに効くと言う人がいますが、日本人で辛いものが苦手な人は結構多いし、スペイン人やイタリア人も辛いものはよく食べるのであまり関係はないと思います。

+++

以上、私の与太話でした。

新型コロナは分からないことだらけです。感染防止のため、できることがあれは何でもやりたいと思う人には醤油や味噌、漬物、その他発酵食品をおすすめします。

発酵食品は免疫力を高めるので、与太話と言えども「当たらずとも遠からず」です。少なくとも害はないですから自信をもってすすめられます。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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