ロマンス詐欺と投資詐欺がどうして結び付くのか。手口は分かるが、私には騙される人の気持ちが分からない。

かぶとたいぞうです。

最近は投資詐欺事件の報道をよく目にします(私はテレビを見ないので耳にはしません)。

特にロマンス詐欺と結び付いた投資詐欺が多いようです。

つい最近も、どこかの医者が4億円近くも騙し散られました。理性も知性もある医者がどうして騙されるのか。

しかもSNS(Facebookなどの交流サイト)で知り合って、会ったこともない相手に騙されているのです。



私にも「若い女性」から度々メッセージが送られてくる

私のところにも時々Facebookメッセンジャーで女性(本当かどうかは分かりません)からメッセージが来ます。

プロフィール写真は必ずきれいな顔で、スラッとした体型の若い女性です。フェイスブックなのにどうして全身の写真なのか。

図書館司書とか医師、看護師、国際機関の職員、公務員などが多いです、外国人の場合もあります。いずれにしても教養と一定の経済力がある雰囲気の女性です。

どんな内容のメッセージか

アプローチとしては、私がかつて投稿した写真を誉め、「この写真はどこの写真ですか」と尋ねる文面や、友達の友達なので少し話をしたいと思った、などの内容です。

似たような内容のメッセージが、さまざまな女性から1ヶ月に1通くらいずつ来ます。男性からは来たことがありません。年配の女性からも来たことがありません。来るのは必ず「若い女性」です。

私が若い女性にモテるわけがありませんから、そくブロック&スパム報告です。



騙された人のはなし

騙された人の体験談によれば、ちょっとした気まぐれや興味本位で相手のメッセージに返事をしてしまったようです。

すると相手からも返事が来て、そのうちに嘘で固めた身の上話になり、「最近は仕事のストレスがたまっている」とか「あなたとメッセージのやり取りをしているだけで癒される」とか「毎日あなたの話が聞きたい」「あなたと毎日話せるようになりたい」とエスカレートするそうです。

結婚をほのめかし、時間をかけて信頼関係ができたところで投資話になるようです。

投資話

「最近、ある投資で儲かっている」「あなたにも内緒で教える」「あなたと暮らしたいから早く仕事をやめたい。そのためにもお金を作りたい」「あなたにも儲けてもらいたい」

ふつう、この辺りで絶対に怪しいと思うはずなのですが、恋は盲目なんですね。

そして最初は少額、徐々に高額になり、もうこれ以上お金をひっぱれないと判断したら相手はドロンです。



騙される人の心理(想像)

騙される男性は相手の「女性」の気を引くために、お金があることや度胸があることを示したくなるのかもしれません。「この人を最後まで信じてみたい」と思ってしまうのかもしれません。「ここまで相手を信じているのだから、相手も自分を騙すわけがない」と信じたくなるのかもしれません。

詐欺師(若い女性のフリをしている人)も相当頭が良く、言葉も巧みなのでしょう。ふつうの人なら逃れられないような心理的な蟻地獄に落とす名人なのかもしれません。

入り口でブロック

やはり入り口でブロックするしかないです。

見ず知らずの若い女性のほうから中年おやじにアプローチするわけはないですから、若い女性というだけで疑ってかかるべきです。

中年の女性でも疑わしいです。

私は自分がモテるタイプではないことを充分知っていますから、相手からのアプローチはすべて疑うし、ホンのちょっとの期待もしません。



信じるとしたら

もし信じるとしたら、自分のほうからアプローチした相手だけです。

アプローチしても簡単には落とせない相手ならなおけっこうです。

楽に恋愛しようなどとは思ってはなりません。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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