【特殊詐欺】詐欺集団はお金を持っている年寄りのリストを、どこから手に入れるのか

かぶとたいぞうです。

ネットニュースを見ていると、最近は貧困老人の話がよく目に止まります。

70歳になっても80歳になっても働き続けなくてはならない話。貯金がゼロの年寄りが多いという話。生活保護を申請する年寄りが増えたという話。今朝は、日本の老人の5人に1人が貧困状態だというニュースを見ました。



日本の老人の5人に1人が貧困状態

経済協力開発機構(OECD)によると、日本では65歳以上の国民の約20%が貧困状態で、先進国の中では最悪らしいです。

これは、少し古い統計で、物価高が進む今の日本ではさらに貧困老人が増えているだろうとも言われています。

いっぽう、年寄りが高額詐欺の被害にあった事件も多い

ところがいっぽうでは、老人が振り込め詐欺に合った話も後を絶ちません。今朝は、岐阜市の60代女性が特殊詐欺で1720万円の被害に合ったことが載っていました。

あるところにはあるんですね。

貯金ゼロの老人のニュースのすぐ下に、1720万円とられた老人のニュース。格差を感じますが、もう一つ感じることがあります。



詐欺集団はお金を持っている老人の情報をどこから手に入れるのだろうか

貧困老人が多い日本で、詐欺集団はどうやってお金を持っている老人の情報を手に入れるのでしょうか。

総当たりで偶然お金持ちに当たったとは考えられません。

お金持ちの老人のリストが出回っているのではないでしょうか。

金融機関による個人情報の漏洩・流用

折しも、大手生・損保、金融機関などが不正に個人情報を共有流用していたというニュースが飛び込んできました。

大手クレジット会社の個人情報が漏洩したニュースもありました。

もう、どこから個人の資産情報が漏れるか分かりません。



騙されやすい金持ち老人を狙い撃ちか

個人の資産情報と、予兆電話やアンケート、セールスマンに化けた訪問聞き取り調査などで手に入れた「騙されやすさ評価」があれば、狙い撃ちができるのかもしれません。

もう自分の資産状況は誰にも言えませんね。

「貯金はどのくらいありますか」なんて聞かれても、絶対に答えないほうがいいです。

常にお金がないふりをしていたほうが身のためです。

ごきげんよう。


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