かぶとたいぞうです。
私の家の隣にある一戸建ては、ずいぶん前から売りに出ていたようですが、昨年末にいい値段で売れて現在は老夫婦が住んでいます。
この辺は札幌市北区の郊外で、交通の便はあまり良くありません。しかし土地が豊富です。どの家も敷地は広く、大きな庭や畑を有しています。
我が家から少し離れたところでも中古の一戸建てが驚くほど高い値段で売りに出ていたのですが、最近売れたようです。
3年前にこの家を売らなくてよかった
思えば3年前、まだコロナが発生する前のことです。当時私は、今現在住んでいるこの一戸建てと、大通りのマンションの両方を所有しておりました。当初は今住んでいるこの一戸建てを売って、街中のマンションで暮らそうと思っていたのです。老後はマンションに限ると思っていました。
しかし一戸建てを売りに出してもまったく買い手がつかず、挙げ句の果てに「500万円なら買ってあげる」というリフォーム業者が現れて、あまりにも腹立たしいから売るのをやめたのです。
タイで暮らしていた間も、街中のマンションの管理費などを払っていた
1年の半分をタイで暮らしているにも関わらず、大通りのマンションの管理費、修繕積立金、固定資産税などを毎月払い続けていました。それがバカバカしくなり、一戸建てに住むことにしたのです。一戸建てのほうは管理費、修繕積立金がかかりません。固定資産税も大通りのマンションに比べたら安いです。
日本にいるときは一戸建てに住むことにした
荷物をすべて一戸建てのほうに運び、日本にいる間は一戸建てのほうに住むことにしました。そしてマンションは売りに出しました。
その後、タイにいる間にコロナが発生。帰国後、大通りのマンションはとにかく早く売りたかったので値下げして即売却。タイから戻ってからはずっとこの一戸建てのほうに住んでいます。
3年前に500万円と言われた一戸建てが、現在1500万円
3年前、リフォーム業者に500万円と値踏みされたこの一戸建ては、現在の付近の実勢価格を勘案すると1500万円は下りません。間取りなどを考えるとそれ以上でしょう。
あの時売らないで良かったと胸をなで下ろしています。
世界的にも今は郊外の一戸建てが売れている
世界的にも一戸建て、一軒家が売れているようです。
米国では現在、一戸建ての新築注文が殺到して、建築が追いついていないようです。木材も恐ろしく値上がりし、リーマショック前の住宅バブル以上の値がついているそうです。
もちろん中古住宅も売りに出れば即売れるようで、在庫がまったくないそうです。
大都市市街地より、郊外や田舎の一軒家
ニューヨークやロサンゼルスの市街地は人気がなく、大都市の郊外やフロリダあたりのリゾート地の郊外が特に売れています。
この傾向はどの国でも同じようです。コロナ禍をきっかけに、人が密集しない場所の一戸建てに目を向ける人が増えたのでしょう。当然の成り行きです。
リモートワークで出勤が不要になった
リモートワークが進むと、ラッシュアワーの電車に乗ったり、交通渋滞の中を運転して街中の会社に出勤しなければならないという厄介から開放されます。もう街中に住む必要などないのです。現場仕事は家から現場に直行です。
インターネットさえあればどこでもOK
インターネットにさえ繋がっていれば、どこにいても仕事はできます。買い物だって娯楽だって交流だって、なんの不便もありません。
郊外に住んでリモートワークをすれば、かえって交通費もかからず、飲みに出る機会も減って出費も抑えられるのです。
コロナをきっかけにライフスタイルが変わった
世の中が変わったのです。ライフスタイルが変わったのです。
コロナが落ち着いたとしても、これを機会に今後はますます郊外の一戸建てが流行るような気がします。
私は3年前に一戸建てを売らず、ここに住む選択をして本当にラッキーでした。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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