歳をとったら、酒を飲んだときに大事なことをやらないほうがいい

かぶとたいぞうです。

私は酒を飲んである程度酔っても、頭はしっかりしていて大抵のことはやれます。

酔った時:kabutotai.net

酔って料理を作っても、次の日に食べて美味しいし、酔ったときに書いた文章も、次の日に読んでそれほど違和感がありません。

しかし、今は酒を飲んだときは大事なことはしないようにしています。



酔ってコンピュータープログラムをめちゃくちゃにしてしまった

きっかけとなったのは、コンピューターのプログラミングでした。

コンピューターのプログラム作りはけっこう頭を使います。しかし、かつて私は酒に酔ったときでも平気でプログラミングをしていました。

C++というプログラミング言語を使ってゲームやビジネスツールを作っていました。

数年前のある日、しこたま酒を飲んだ夜に、作りかけのゲームのプログラムをイジっていて、間違って大事なプログラムを壊してしまいました。あせって酔った頭でもがき、最後には大事なプログラミング記述をすべて消して再起不能にしてしまったのです。

酒を飲んだときはプログラムを触らない

ショックでした。それ以来、酒を飲んだときはプログラムを作らない、触らないと決めました。

その後もプログラミング以外なら大丈夫だと思って、酔っても色々やっていました。でも、ある日タイのパタヤの行きつけの食堂でも酔って大きな失敗をしてしまいました。



パタヤで酔って大失敗

タイでできた友人がバイクを買ったというのです。見せてもらったら、タイによくあるスクーターではなく、オフロードタイプの250ccでした。

私はけっこう酔っていましたが、少し運転したくなりました。日本では決してやらないことですが、私はタイのバイクの免許を持っているし、タイの人は酔っても普通に運転します。

友人もいいと言うので、ちょっとくらいならいいやと思って小道を100メートルほど走りました。そしてUターンして戻ろうと思ったときにコケました。

バイクは大丈夫でしたが、サンダルだったので足の親指と人差し指の爪がはがれ、半ズボンだったのでひざとすねをスリむきました。

ショックでした。昔の私なら考えられないミスです。

すべての能力が衰えた

酒に弱くなったというより、頭の回転、筋肉、反射神経などすべての能力が衰えたのでしょう。それが酒を飲んだときに顕著に現れるのだと思います。

その後も酔ったときに木工細工をして失敗したことがあります。

そして今は、酒を飲んだときは、頭を使うこと、細かい作業、反射神経を使うことなどは一切しないことに決めました。



酒を飲んだときに限って何かを思いつくが

酒を飲んでいるときに限っていろいろ思いつき、つい手を出したくなるのですが、ぐっとこらえます。

つい先日も、けっこう飲んで酔っぱらったときに、種から育てたトマトの鉢上げ(ポットから少し大きな鉢に移すこと)を思いつき、早速やろうと思いました。

でも思いとどまってやめました。

なにも酔った時にやらなくても

「こんな暗くなってから、しかも酔っているし、手元が狂ってトマトの根を崩す可能性もある。明日の朝起きてからやってもいいじゃないか。今やっても、明日の朝やってもそれほど変わらないはずだ」

自分にそう言い聞かせました。

昔はたとえ酒に酔っていても思い立ったが吉日。なんでもやったし、しかも上手にできました。

今はそんなことはできないし、しないほうがいいです。



時間はたっぷりある

若いときより効率が悪いですが、酒を飲んでないときに時間をかけて慎重にやれば失敗も少ないです。

若いときより時間はうんとありますから。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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