かぶとたいぞうです。
やっぱり私はまだ修行が足りないというか、凡人です。今日、スーパーのレジに並んでいたら、どこかのオバサンに横入りされて腹が立ったのです。
悶々と嫌な気分で歩いた帰り道、私がどのように自分の気分を切り替えたかを話します。
篠路のスーパー
札幌市北区の郊外に篠路という地域があります。あまり上品な地域ではありませんが、安いスーパーがあるのでよく買い物に行くのです。
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天気がいいから散歩かたがたスーパーへ
今日は朝から天気が良く、早朝から青く澄んだ空と庭を見ながらコーヒーを飲み、良い気分で徒然草を読んでいました。
セブンイレブンにタイバーツをおろしに行く用事があったので、天気もいいし、ついでに散歩かたがた篠路のスーパーに寄りました。それほど買う物はなかったのですが、ついでに酒を買っておこうと思ったのです。
レジの横入りをする五十年配のオバサン
酒を買ってレジに並んでいると五十年配のオバサンがちょうど空いたレジにさっと横入りしました。今はコロナでレジに並ぶときは間を空けるよう指示されているので横入りしやすいのです。
レジの人は何も言いません。アルバイトっぽい人なので下手に何か言ってトラブルになるのが嫌なのでしょう。
私は腹が立ちましたが次の番を待ちました。
篠路のスーパーは横入りが多い
この篠路のスーパーは横入りが多く、以前も何回か横入りされました。また、買い物中に棚から商品を落としても拾ってもとに戻さないオバサンが多く、いつも私が代わりに拾って元に戻します。
近くの石狩緑苑台のスーパーで買い物をする時は横入りなど一度もされたことがありません。地域性の問題なのかなぁ、などと考えながら、帰り道は悶々と歩きました。
嫌な気分で悶々と歩く
途中でそんなことを考えるのが嫌になり、忘れようと思いましたが、またすぐに横入りをしたオバサンの顔が目に浮かびます。
嫌になりました。
オバサンのことが嫌になったのではなく、そんなオバサンのことをいつまでも考えて悶々としている自分が嫌になったのです。
嫌な奴はどこにでもいる
「そんな人はどこにでもいる。そんな嫌なオバサンのことを思うだけ時間の無駄だ。自分は今、自分の大切な時間を無駄にしている。もっと大事なことに時間を使おう。オバサンのことはもう忘れよう。あと1分でもそんな嫌なことを考えて悶々としているようなら自分には見込みがない」
忘れよう、気分を変えよう
そう思って気持ちを切り替えようとしました。青空にぽっかり浮かんだ白い雲を見上げました。
「せっかくいい天気だ。私には気分良く歩く自由がある。誰にも良い気分を邪魔させない」
そう思ってしばらく歩いていたのですが、やっぱり横入りのオバサンの顔が目に浮かびました。どうしてレジの人が注意しないのかとも思いました。そしてまただんだん腹が立ってきました。
いつまでも腹を立てている自分が嫌になる
そんな自分を客観的に見つめて落胆するもう一人の自分もいます。
「嫌になった。せっかくの気分が台無しだ。こんな嫌な気分になるくらいなら、あのスーパーには二度と行かないほうがいいか」
「いや、ちがう。嫌な奴はどこにでもいる。嫌な気分をずっと引きずっている自分の心に問題があるのだ。嫌なことがあってもすぐに気分を切り替えることができるようにならないとだめなのだ」
そう思ってますます落胆し、いよいよ嫌な気分になってきました。
急に浮かんだまったく別の発想
その直後。
どういうわけか、いい発想が浮かんだのです。
「そうか、この気持ちの葛藤を今日のブログのネタにしよう。今日は米国株のことを書こうと思ってはいたが特に書くべき重要なテーマはなかった。それで気分転換に先にセブンイレブンに行ってこようと思って外に出たのだ。結果としていいブログネタを得たじゃないか。損して得取れとはこのことだ」
気分転換に成功した
そう思うと急に気分が良くなり空の色もますます青く見えました。気分転換ができたことに感謝しました。
気分が変わって良かったです。「人のフリ見て我がフリなおす」勉強にもなりました。
本当は腹を立てないのが一番いいのだが
もっとも、本当に修行が足りた人なら最初からこんなことで腹も立てないでしょう。また、多少思うところがあってもすぐに気持ちを切り替えることができるのでしょう。
私のような凡夫にはこの程度の「逆転の発送」がせいぜいです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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