昨日は日経平均が4.24%も下落。アメリカがクシャミをすれば日本は肺炎になるのか

かぶとたいぞうです。

昔から「アメリカがクシャミをすれば日本は風邪をひく」と言われています。最近の日本株の値動きをみていると脆弱さが際立ちます。

昨日は日経平均が4.24%も下落しました。4.24%というと、結構な下落率です。



昨日の日本株下落の原因

報道各紙が伝えている下落の原因は、米国経済の先行き不安だとか、エヌヴィデェアの株価下落だとか、円高となっているようですが、どれも違うと思います。

米国経済の先行きが不安ならば、私が所有するペプシコとかP&Gなど消費関連株が連日上がっているのはどうしてでしょう。昨夜はNYダウ平均だって少し上がっています。

エヌヴィデェア?

エヌヴィデェアの株価が下落しようが、日本の経済には関係ないはずです。

円高に関しては、確かに円高になれば日本の輸出産業には不利ですが、日経平均が4.24%も下がるほどの輸出産業が今の日本に存在するのでしょうか。

それに、つい3年前まで1ドル110円未満だったのです。その頃に比べたら今は十分円安です。輸出産業を脅かすほどの円高とは思えません。



どれも違うと思う

つまり、全て取って付けたような理由であって、本当の理由ではないのです。

本当の理由は、日本経済のファンダメンタルズ以上に上がってしまった株価が、もとに戻っているのだと思います。

気分や雰囲気で上がった株価が、やはり気分や雰囲気で下がっているのではないでしょうか。

アメリカがクシャミをすれば日本は肺炎になる

米国のいくつかのネガティブな統計データや、それにまつわる悪い憶測が影響して、また日本市場でパニック売りが起きたのでしょう。米国のちょっとしたことが日本の株式市場にパニックを起こす引き金になるのです。

米国がクシャミをすれば日本は肺炎になるのです。

なんかそんな気がします。



優良企業の株価は下がらない

ただ、私が日本株の中で唯一見ている花王は下がっていません。昨日は1.22%も上がっています。

こんな時でも優良企業の株価は下がらないのです。

ごきげんよう。


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