夜のパタヤビーチ禁止、26日にはタイ政府が緊急命令を発令、加速するタイの新型コロナ対策

かぶとたいぞうです。

一昨日の夜、パタヤビーチを散歩していたら、ファラン(ヨーロッパ人)がけっこう出ていました。



バービアやゴーゴーバーが閉鎖され行き場を失ったパタヤのファランがパタヤビーチをさまよい歩く

ここパタヤでは新型コロナ対策のため、バービアやゴーゴーバーなどが営業禁止になっています。行き場を失ったファランたちはビールを片手に夜のビーチをさまよい歩いていたのです。

中にはテーブルやゴザをビーチに出して宴会をしている人たちもいました。地元のタイ人のグループもけっこう月夜のビーチで宴会をやっていました。

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パタヤビーチの様子を写真に撮っていた警察官

そんな様子を2人の警察官が写真に撮っていました。一昨日の午後9時頃です。

何か言われるかなと思いましたが、2人組の制服の警官は、何も言わずただもくもくと写真を撮っていました。おそらく上司に報告するために撮っていたのでしょう。



案の定、夜間のパタヤビーチ禁止令が

次の日(昨日)案の定、夜間のビーチ使用禁止が発表されました。一応「要請」ということですが、夜の8時から朝の6時まではビーチにいると警察官から家に帰るよう言われるようです。

バンコクにならってパタヤの営業禁止範囲も広がった

また、バンコクではとうとうレストランまで営業禁止になり、パタヤもそのうちに追従するのではないかと恐れていましたが、やはり営業禁止範囲が広がりました。

いまのところ、レストランは免れていますが、バービアやゴーゴーバーなどに加え、屋内の様々な施設に営業禁止令が出されました。

現在パタヤで営業が禁止されているのは次の各施設です。



パタヤの営業中止命令の対象追加施設

  • ウォーターパークやスイミングプールなど
    (コンドミニアム内プールについては、施設により判断)
  • アミューズメントパーク
  • お守りやアミュレット販売店
  • インターネットカフェやゲームカフェ
  • ビリヤードやダーツなどの店舗
  • 旅行者向けのアーケードやエンターテイメント型店舗
  • ボーリング場

レストランを除いて、先に営業中止命令を出したバンコクに似た内容です。

パタヤのレストランは今のところOKだが許可されているのは「食べることだけ」

パタヤは今のところレストランの営業を認めていますが、基本的に「ただ食べるだけ」を認めており、宴会や酒だけの提供は厳しく取り締まるそうです。また、客の席はかなり間隔を開けるよう指導するそうです。



3月26日木曜日にはタイ政府が緊急命令を発令

それとは別に今日の午後、タイ政府は26日木曜日に「緊急命令」を発令する旨発表しました。

内容は追って通知するとのことですが、強制命令を出すことが可能な内容らしいです。

地元インターネット紙「パタヤニュース(英語版)」が次の通り伝えています。

(以下パタヤニュース引用翻訳)

2020年3月24日の午後、ライブでテレビ放映された記者会見で、タイのプラユートチャノチャ首相は、緊急法令が承認され、2020年3月26日木曜日に正式に開始されることを発表しました。

法令の要件は同日に発表されます。

緊急命令は、国内旅行の制限、メディアの検閲、門限の実施、建物の強制閉鎖などのさまざまな権限を与えます。



(以上パタヤニュース引用翻訳)

パタヤの仕事を失って田舎に帰ろうとしている人たちが結構いますが、感染拡大防止のため国内の移動も厳しく取り締まる可能性があります。

メディアの検閲に関してはフェイクニュースや風評をもたらすSNSを厳しくチェックするようです。私のようなブログも恐らく対象となります。

メディアの検閲と取り締まり

私は事実でないことをブログに書くことはありませんが、こういう時期なので憶測や予想で新型コロナのことを書くことは控えたいと思います。

それでもタイ政府の意向に反したことを書けば強制的に配信停止になるかもしれません。逮捕される可能性もあります。



このブログの更新が止まったら

私は今までどおり今後も毎日このブログを書きます。今後まんがいちブログの更新が止まったらタイ政府の検閲にひかかって配信停止になったか私が逮捕されたと思ってください。

まぁ、タイ政府はそこまではやらないと思いますが。

急激に強化されていくタイの新型コロナ対策

ここ1週間ぐらいでタイの新型コロナ対策は急激に進みました。26日に発令される緊急命令もどんな内容なのかその日にならなければ分かりません。

予断を許さない状況です。

皆さん落ち着いて日々刻々と変わる状況を確認してください。私のブログもその一助になれば幸いです。

日本の読者も他人事と思わずに参考にしてください。日本でも同じようなことになる可能性があります。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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