かぶとたいぞうです。
パタヤで闇カジノを偶然発見しました。
夜のローカルエリアを散策していたら、「異様な雰囲気」の場所に遭遇。外見はただのアパートなのですが、1階の入り口からは不良っぽい若者が次々と出入りしています。近寄ると、中は騒々しい雰囲気。時々歓喜と怒号が上がります。
興味本位で入っていこうとすると、入り口付近に座ってた人(用心棒風)に「どこに行こうとしている!(英語でWhere are you going!)」と注意されました。
私が「ここは何?(what is this?)」と返したら、「カジノだ」との答え。
私は興味があったので「どんなカジノ?スロットマシンとかはあるの?」と聞くと、彼は「見たいか?」と聞きました。
私が「見たい」と答えると、入っていいというジェスチャー。
タイではギャンブルは違法。カジノはご法度
タイ王国ではギャンブルは違法です。とうぜんこのカジノも裏カジノ、闇カジノです。中に入っただけで逮捕される可能性もあります。だから詳しい場所は言えません。火曜と金曜にだけ立つ市場の裏の方とだけ言っておきましょう。
私はギャンブルには興味がありません。ギャンブルはまったくしません。では、どうしてカジノに興味があるのか。
ラスベガス・サンズの株主としては見ておきたい
それは私が世界一のカジノ運営会社、ラスベガス・サンズの株主だからです。
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今後、アジアのツーリズムはカジノと大麻(マリファナ)をアドバンテージに旅行客の取り合いをする
今後、アジアのツーリズム(旅行と観光)産業は、旅行客の激しい争奪戦を繰り広げます。その時にアドバンテージ(競争上有利)になるのはカジノと大麻(マリファナ)です。医療ツーリズムも含め、これはほぼ規定路線とみていいでしょう。
カジノと大麻を充実させた国に観光客がどっと押し寄せます。カナダも米国もオーストラリアも大麻解禁の裏にはそのような目論見があります。
だから、どこの国もカジノと大麻を取り入れることを模索しています。日本も例外ではありません。
大麻の話題は今後別の記事で取り上げるとして、カジノもツーリズムには重要な要素です。
タイにもいずれギャンブル特区ができて、カジノができる可能性があります。その時、わがラスベガス・サンズも参入を試みるでしょう。株主としてタイの、特に観光地であるパタヤの裏カジノ事情は知っておきたいのです。
ディーラー付きルーレット、ポーカー、ブラックジャックの他はテレビゲーム
さて、「異様な雰囲気」の建物1階のドアを開けて中に入りました。すごい人数です。中はけっこう広くて、1階2階合わせて100人ぐらいはいました。1階奥のルーレット台には50人くらいが群がって歓声をあげています。
ルーレットの張り場は手作りです。数字のほか、タイ語で何やら書かれています。きっと奇数、偶数とかが書かれているのだと思います。張り場のいろいろな位置にチップではなく現金をそのまま張ってます。ほとんどが20バーツ札(70円)です。
ルーレットに群がる人々の人相風体を観察しました。いずれも金の無い感じの人です。すごい形相です。顔があまりにも真剣です。圧倒されます。みんな20B(70円)札を握り締めています。
ディーラーがいて対人・対面でやっていたのは、1階のルーレットと2階のポーカーとブラックジャックでした。ちらっとしか見ていないので不明ですが、もしかしたらバカラ台もあったかもしれません。
他はいわゆるテレビゲームでした。ゲームセンターにあるようなゲーム台にお金をいれてやるゲームです。いろいろなゲームがありました。クレジットを換金する仕組みのようです。
警察に踏み込まれて逮捕されるのも嫌なので、さっと見てすぐに出てきました。
私が見学するべき対象のカジノではありませんでした。でも、タイ人もカジノが好きなことはよく分かりました。
どこの国でも博打場に集まるのは、すごい形相の金の無い人
どこの国でもそうですが、ギャンブル場に集まるのは必ず金の無い人たちです。
金が無いなら一生懸命働いて金をためればいいと思うのですが、金の無い人にはそういう思考はありません。金が無いから一攫千金を夢見るのです。そして必ずドツボにはまります。
パヤタの裏カジノに集まるギャンブラーはものすごい形相をしています。険しい顔です。苦労が深いしわに刻み込まれた顔で、なけなしの金を失い、通りでたむろします。
だからこの裏カジノに近づいたとき、「異様な雰囲気」を感じたのです。
金の無い人には米国株もギャンブルになる
私は米国株長期投資を行っています。税引き後3%の配当を求めるだけの手堅い投資です。
株も金の無い人がやると必ずギャンブルになります。私が年間リターン3%を目指している話をすると、必ず「たったそんなものか」と言います。そして「もっと2倍、3倍になる株は無いのか」とか「100万ぐらいあったら勝負になるか」とか、まったく博打の発想です。
「3千万円投資して年間90万円のリターンですよ」と答えると、ばかばかしくてやってられないと言います。たぶん3千万円が無いのだと思います。
長期投資、お金を増やすための王道
当たり前のことですが、まともな人なら、まず一生懸命に働いて、お金をためます。ためたお金を慎重に株の長期投資で増やしながらさらに働いてお金をためます。それを何年も何年も繰り返しながらようやくまとまった資産になる。
まとまった資産になっても絶対に切り崩さず、配当再投資を繰り返して複利で元本を増やします。そして最後まで元本には決して手を付けず、配当だけで生きていくのです。元本は代々子孫に残します。これが王道です。
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これ以外に道はないと思います。近道をすれば全てとられます。ギャンブルで儲かる人がいるとすれば胴元だけです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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