かぶとたいぞうです。
2024年3月までの1年間の米国の雇用者数の伸びは、発表よりはるかに低いものだったらしいです。昨日8月21日に発表された年次ベンチマーク改定の速報値で明らかになりました。
つまり、実際以上に良い数値が発表されていて、これから下方修正すると言うのです。
米労働統計局が発表した年次ベンチマーク改定の速報値
米労働統計局が発表した年次ベンチマーク改定の速報値によれば、今年3月までの1年間の雇用者増は81万8000人も下方修正されるようです。
今回の改定は、労働市場が当初の想定よりはるかに早い段階から減速していた可能性を示唆しています。
FRBの使命
米国のFRBの使命の1つは金融経済の安定化ですが、雇用環境の改善も重要な柱なのです。
今回の改定値データの発表を受け、FRBが利下げで後れを取っているとの批判が強まりそうです。
明日23日のパウエルFRB議長の講演と9月のFOMCにも影響
明日23日のパウエルFRB議長の講演内容にも影響を与えるかもしれません。また、その後の9月のFOMC議決内容にも大きな影響を与えるかもしれません。
米国の利下げが進めば、米国の株価は上がる可能性が高いです。いっぽう、ドル/円相場はドル安、円高になる可能性が高いです。
最近は風が吹いても桶屋が儲かるとは限らない
ただし、最近は「風が吹けば桶屋が儲かる」式の経済理論が成り立たなくなっているので、どうなるのかさっぱり分かりません。
金利を下げたところで既に遅しという悲観論が広まれば株価が大きく下がる可能性もあるのです。
絶好の買い場だが
そうなったら絶好の買い時なのですが、私にはもう余力がありません。静観するしかありません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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