かぶとたいぞうです。
パウエルFRB議長が8月23日にジャクソンホールで行なう講演に注目が集まっています。米国の金利が下がるかどうか、下がるとしたらどの程度下がるのか。みんなそこを知りたいのです。
今まで下がる下がると言われて下がらなかった米国の金利
去年の暮れごろから米国は利下げをするすると言われ続けていました。でも結局は利下げをしていません。
いっぽう、日本は利上げできないだろうと言われて(私もそう思って)いました。しかし、今年に入って2回も利上げしました。
市場は驚きパニックに
市場はそれに驚き、パニック売りを誘発し8月上旬の株安、円高が起きたのだと私は思っています。
さて、ちまたでは次回9月17日、18日のFOMCで政策金利が0.25%~0.50%下げられるだろうと予想されています。
パウエル氏の講演に興味しんしん
FOMCに先だって行なわれる8月23日の講演でパウエル氏がどんなことを言うのか。利下げを示唆するような内容なのか、そうでないのか。そこに注目が集まっているのです。
最近の米国の経済統計はいいものと悪いものが入り混ざっています。労働や消費、物価、売上などにいい数値があるいっぽう、住宅建築はさっぱりです。
パウエル氏がどの経済統計を重視しているのかを知るだけでも、利下げの方向がある程度予想できそうです。
本当に利下げをするとは限らない
ただ、本当に利下げをするとは限りません。今までのように当然利下げをするだろうと思われていて、また肩透かしを食らう可能性だってあるのです。
今回はそうならないような気がしますが、もしそうなったら市場はまたパニックを起こすかもしれません。また円が急激に上がり、米国株が前回以上にうんと下がるかもしれません。
買うチャンス
当然買い時なのですが、私にはもう買う余力がないので、ただ黙って指を咥えて見ているだけになりそうです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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