かぶとたいぞうです。
2025年1月5日現在。
パタヤでマリファナ(大麻、カンナビ製品)はどのように扱われているかを説明します。
現在パタヤではマリファナはどこでも簡単に買えます。ショップが増え、過当競争で値段が下がってきており、以前1g500バーツだったものはキャンペーンと称して1g300バーツで買える状態です。
効き目は薄いですが、ドリンクならセブンイレブンにも普通に売っています。
基本的には医療目的
タイでの大麻摂取は基本的には医療目的しか認められず、一応ショップの店員に「よく眠れない」とか、「気分が優れない」とかと病状を話し、研修を受けた専門係員が症状に応じて最適な大麻のつぼみ(バッツ)を処方して、細かくほぐしたり、あるいは紙に巻いて(ジョイント)販売します。大麻エキスを油で抽出したリキッドタイプやキャンディーなど食べるタイプもあります。
しかし実態は娯楽快楽目的で買う客がほとんどで、THC率の高いものも普通に売られています。タイ政府も黙認しているようです。
政府の方針がいつ変わるか分からない
でもタイは政権が不安定で、いつ政権交代するか、いつ軍隊の意見で方針が変わるか分かりません。
現に昨年は一時大麻を全面禁止にする方針も出されました。その後はどうなったのか分かりませんが、今のところ大麻全面禁止には至っておりません。パタヤのショップは今日も普通に営業しています。
日本人に気を付けてもらいたいこと
さて、このように現在のパタヤは大麻天国の様相を呈していますが、観光でタイに来る日本人には気を付けてもらいたいことがあります。
それは、ドリンクや食べるタイプは別ですが、タイでは火をつけて煙を吸引する大麻を嫌う人も多いのです。ほとんどのタイ人は大麻を吸いません。パタヤに長く住んでいるファランもほとんど吸いません。
だから、大麻を吸う人はパタヤでは白い目で見られています。「へんな人」「悪い人」扱いです。
オランダのアムステルダムと事情がよく似ています。
公共の場所で大麻を吸うと処罰される
それと、タイでは公共の場所で大麻を吸うと処罰されます。最悪は逮捕されます。レストランやホテルのロビー、プールサイドも公共の場所です。
基本的に吸っていい場所は大麻ショップの店内と、自分の部屋の中だけだと思ってください。
なんでこんなことを書くのか。
先日ソイ・ブッカオで見た光景
先日、ソイ・ブッカオの大麻ショップの前で日本人観光客数人が大麻を吸ってはしゃいでいました。路上でです。
「すげー」
「ブリブリ」
とかと言って歓喜を上げていました。
道行く人は当然白い目で見ていましたが、当人たちは気づいていません。
旅の恥はかき捨てかもしれませんが、最近は日本人の評判を下げる事件が度々起こっているので心配です。
吸う場所を考えてほしい
パタヤで大麻を吸うなとは言いませんが、吸うならショップの中か、部屋に持ち帰って吸うことを強くおすすめします。
また、部屋で吸う場合は、ホテルの場合は特に換気をよくして、できればバルコニーなどで吸うことをおすすめします。パタヤでも煙を嫌う人がけっこういて、部屋に匂いがつくと嫌がられます。タバコでさえ嫌われます。
最後に。
パタヤの住民と仲良くしたいなら
パタヤに長くいて、現地の人たちとも仲良くしたいなら、大麻を吸っていることを人に話したりせず、吸っていることがバレないようにした方がいいです。定宿にしているホテルに嫌われたくないなら、なるべくこっそり吸った方がいいです。パタヤでは大麻を吸う人は完全に嫌われています。悪い人かアホとしか思われていません。
大麻は人前で堂々と吸うものではありません。不眠症などで仕方なく、夜寝る前に自分の部屋で窓を開けてこっそり吸うものです。
それと余談ですが、タイでは電子タバコ、水蒸気タバコ、加熱式タバコなどは、所持しているだけで逮捕されるので気をつけてください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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